ドローンの操縦スキルを上達させるには、安心して練習できる場所の確保が欠かせません。
しかし、都市部ではドローンを自由に飛ばせる場所が限られており、どこで練習すればよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、無料で使えるドローン練習場の探し方や、東京都内で利用可能なおすすめスポットを6つ紹介します。
コストを抑えながら、効率的に飛行練習をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、ドローン練習場を探す方法を6選紹介します。
方法①ドローン練習場を利用する
方法②Webサイトで無料のドローン練習場を検索する
方法③国土交通省の『飛行エリアマップ』を使う
方法④ドローンマップアプリを活用する
方法⑤自治体のルールをチェックする
方法⑥土地の管理者に許可を取る
それではここから、1つずつ詳しい情報を解説します。
全国にはドローン専用の練習施設が増えており、初心者でも安心して飛行できる環境が整っています。
屋外・屋内の施設があり、天候や練習内容に応じて選べます。
ドローン練習場の中には、予約制や貸し切り可能な場所もあるため、安全かつ快適に操作スキルを磨けるメリットがあります。
インターネット上には、無料で使えるドローン練習場を紹介しているサイトもあります。
地域ごとの情報を掲載している場合が多いため、自分の近くに利用可能な場所がないか調べるのに便利です。
特に費用をかけずに練習したい人には有効な手段といえます。
どのサイトを見ればいいか迷っている方は、1泊2日でドローン国家資格が取得できるドローンスクールを開校している当社『ドローン合宿のコラムサイト』をご確認ください。
国土交通省が提供している『ドローン情報基盤システム(DIPS)』では、人口集中地区(DID地区)や飛行制限区域を簡単にチェックできます。
住所検索も可能なので、自宅や練習したい場所周辺が規制対象かどうかを調べる際に便利です。
スマートフォンで手軽に飛行エリアを確認したい場合は、ドローン専用マップアプリの利用がおすすめです。
ドローンメーカーや関連企業が提供しており、飛行可能なエリアだけでなく、機体管理や保険に関する情報も確認できます。
ドローンの飛行ルールは都道府県や市区町村ごとに異なることがあります。
各自治体の公式ウェブサイトにアクセスし、条例や独自の規制があるかどうか確認しておきましょう。
場所によっては全域で飛行が禁止されている場合もあるため、事前の確認が重要です。
他人の土地や公共の場所で飛行させる場合は、必ず管理者や所有者の許可を得ましょう。
特に公園・河川敷・広場などでは、自治体や施設の管理者が独自のルールを定めていることがあります。
無断で飛行するとトラブルや損害賠償につながる恐れもあるため注意が必要です。
ここでは、東京都内で無料利用できるドローン練習場を紹介します。
・品川区立第二京浜運動場
・足立区立緑光公園
・葛飾区立亀有第二公園
・江戸川区立飛行場公園
それではここから、1つずつ詳細情報を解説します。
「第二京浜運動場」は、品川区にある人工芝が敷かれた珍しいドローン練習場です。
ドローンを飛ばす場所としては都内でもかなりレアなタイプで、滑走・着陸の練習にも適しています。
この施設を利用するには事前に申請が必要です。品川区の公式サイトから申請書をダウンロードし、公園管理事務所に提出することで利用が許可されます。
少々手間はかかりますが、その分利用者が限られ、落ち着いた環境で練習できるのも魅力です。
アクセスも良く、JR大崎駅からバスで15分。また、トイレや水飲み場などの設備が整っているため、長時間の利用でも安心です。
周辺には公園もあるため、家族と一緒に訪れて楽しむのにもぴったりです。
住所 | 東京都品川区西大井4丁目 |
最寄駅 | 西大井駅 徒歩10分 / JR大崎駅からバス約15分 |
利用時間 | 9:00~17:00 |
申請 | 事前申請制(品川区公式サイトから申請書を提出) |
運営 | 品川区役所 |
足立区の「緑光公園」は、初心者のために特化した設備が整っている、親切なドローン練習場です。
公園内には、白い円形の目印やフラッグが設置されており、飛行位置や高度の確認がしやすく、初めての方でも安心して練習できます。
また、この公園のユニークなポイントは、夜間にライトアップされること。夜景撮影やライトの明るさの調整など、日中とは違った技術練習にも最適な環境が整っています。
都心からのアクセスも良好で、JR綾瀬駅から徒歩15分、もしくは北千住駅からバスで行ける立地です。
ドローン飛行のマナーを守りながら、自由に使える公園として人気を集めています。
住所 | 東京都足立区緑町6-4-17 |
最寄駅 | 北千住駅からバス15分、「緑町六丁目」下車 徒歩3分 または 綾瀬駅から徒歩約15分 |
利用時間 | 9:00~17:00(夜間ライトアップあり) |
申請 | 不要 |
運営 | 足立区 |
「亀有第二公園」は、約3,000㎡のスペースを有し、地形に高低差があることから、実践的な練習ができる公園として人気です。
飛行中の高度調整やカメラアングルの変更など、よりリアルな操作感覚を養うことができます。
特に注目すべきは、大型ドローンでも問題なく飛ばせる広さと、道路から距離がある安全な構造。このため、初心者でも安心して操縦に集中できます。
また、公園内にはベンチやトイレ、遊具もあり、家族連れでのお出かけにも向いています。
亀有駅から徒歩10分という好立地も魅力のひとつです。
住所 | 東京都葛飾区亀有1丁目16−1 |
最寄駅 | 亀有駅 徒歩10分 |
利用時間 | 9:00~17:00 |
申請 | 不要 |
運営 | 葛飾区 |
江戸川区にある「飛行場公園」は、都内では貴重な予約不要・広さ20,000㎡の開放感あるドローン練習場です。
建物が少なく視界も広いため、初心者でも安心して操作に集中できます。
この公園の魅力は、駐車場が完備されていること。ドローン本体や予備バッテリーなどを持ち込む際、荷物の運搬がスムーズに行えます。
また、定期的に初心者向けの講習イベントも開催されており、これから始めたい方にとって絶好の学習機会となっています。
さらに、都心に近いにも関わらず、緑豊かな環境が広がっており、リラックスしながら飛行練習ができます。
住所 | 東京都江戸川区飛鳥山3丁目 |
最寄駅 | 京成江戸川駅 徒歩10分 |
利用時間 | 9:00~17:00 |
申請 | 不要(持ち込み可) |
運営 | 江戸川区役所 |
ドローンの飛行練習を行う際は、法律や自治体のルールを遵守し、事前に練習場所の情報をしっかり確認しておくことが大切です。
無料のドローン練習場を探すには、専門サイトの活用や国交省の地図サービス、自治体の公式情報のチェックなど、さまざまな手段があります。
また、東京都内にも申請不要で使える便利なスポットがいくつか存在しており、アクセスの良さや設備の充実度も魅力です。
費用を抑えながら安全にスキルアップしたい方は、ぜひ本記事で紹介した方法を活用して、最適な練習場所を見つけてみてください。