FPVドローン(First Person View)とは、操縦者がドローンの視点をリアルタイムで体験できる機体のことを指します。
ドローンが見ている映像を見ながら操縦できるため、目視外飛行しやすいことから、映画やレース競技などの撮影に活用されています。
映画分野では、人気の『ワイルドスピード』でFPVドローンを使用した撮影が行われ、通常撮影よりも臨場感がある映像撮影に成功しています。
しかし、多くのユーザーがFPVドローンは具体的にどのような使い方ができるのか、他のドローンとは何が違うのか知りたい方が多いと思います。
そこでこの記事では、FPVドローンの概要や仕組み、始め方を徹底解説します。
また、おすすめのFPVドローン5選も詳しく紹介しているので、FPVドローンに興味がある方は参考にしてください。
FPVドローンは、操縦者がドローンの視点をリアルタイムで体験できるユニークなドローンです。
専用ゴーグルを使用することで、飛行中のドローンが撮影している映像をその場で見られる特徴があります。
このドローンには小型カメラが搭載されており、映像が無線で操縦者のゴーグルに送信される仕組みとなっています。
操縦者はゴーグルを装着することで、まるで自分がドローンに乗っているかのように、空中からの景色を楽しみながら操作が可能です。
飛行中の映像を確認しつつ、障害物を避けながら安全にドローンを操縦できるのも特徴です。
FPVドローンと一般的なドローンの違いは、操縦者の視点と操作方法です。
通常のドローンは、操縦者が直接機体を目視しながら操作します。
送信機(プロポ)に取り付けられたモニターで映像を確認しながら調整することもありますが、基本的には機体を視認しながら操縦します。
一方で、FPVドローンでは操縦者がゴーグルを装着し、ドローンから送信される映像を通して周囲の景色や障害物を確認します。
この方法では直接機体を見ることはなく、まるでドローンに乗っているかのような感覚で、機体を操縦できます。
しかし、その分高度な操縦スキルが求められるため、ドローンスクールを受講し、操縦に関しての高い知識や技術を習得する必要があります。
ここで、FPVドローンと通常のドローンの比較表を作成したので、どちらを導入しようか迷っている方などは参考にしてください。
FPVドローン | 通常のドローン | |
視点 | ドローン視点(ゴーグルを使用) | 第三者視点(モニターやスマホ、目視で確認) |
操作性 | 高速で敏感な操作が可能 | 安定した操作が可能 |
スピード | 高速(レーシング用途向け) | 比較的低速で安定 |
撮影用途 | ダイナミックでアクション性の高い映像 | 安定した静止映像や広範囲の撮影に適している |
難易度 | 高い(操縦スキルが必要) | 低い(初心者でも操作可能なモデルが多い) |
主な用途 | ・レーシング ・アクロバティック飛行 ・映画制作 | ・空撮 ・点検 ・マッピング ・配送など |
バッテリー持続時間 | 短い(約5~10分) | 長い(約20~30分) |
構造 | ・小型で軽量 ・モジュール式が多い | 安定性を重視した設計が多い |
価格帯 | 約1万円~50万円以上(初心者用からプロ向けまで) | 約2千円~100万円(用途によるが一般的に高価) |
リペアの容易さ | 高い(部品交換が容易) | 比較的低い(メーカー修理が必要な場合も多い) |
通信範囲 | 比較的短い | 長い(数キロメートルに及ぶモデルもあり) |
自動飛行機能 | 少ない(手動操作が主) | 多い(GPSや障害物回避機能搭載) |
FPVドローンはスピードやアクロバティックな動きを楽しむのに向いている一方、通常のドローンは撮影や業務用途での安定した操作性に優れています。
どちらを選ぶかは、ドローンを使用する目的やスキルレベルによって異なるため、ドローン導入時には慎重に選びましょう。
FPVドローンは、通常のドローンと同じように、空撮や映像制作だけでなく、測量や点検といった幅広い分野で利用されています。
そこでここでは、FPVドローンのシーン別活用方法を詳しく解説します。
1.ドローンレースや競技
2.FPVドローンによる飛行体験会
3.アクションシーンなどの映像撮影
それでは、1つずつ詳しく紹介します。
FPVドローンは、一般的なドローンに比べてスピードが速く、アクロバティックな動きが可能です。
その特性から、ドローンレースや競技の場面で広く利用されています。
多くのFPVドローンは、小型で軽量な設計が特徴です。
これにより、モーターやプロペラの性能を最大限に引き出し、素早い加速や高速飛行を実現します。
さらに、軽量で小型な構造は空気抵抗を抑え、高速飛行時の安定性を高める効果があります。
操縦者はドローンのカメラ視点でコースを駆け抜けるスリルを味わい、観客もリアルタイムで臨場感あふれる競技を楽しめるため、FPVドローンはレースや競技イベントで高い人気を誇っています。
FPVドローンの視点は非常にリアルで、没入感を与える点が大きな特徴です。
そのため、イベントやセミナーでは、FPVドローンを活用したフリースタイル飛行体験が増えています。
これにより、一般の人々でも、普段は立ち入れない空間や自然環境、たとえば空中や森林、山岳地帯、そして高層建築物などを、まるでドローンに乗り込んでいるかのような感覚で楽しめます。
ゴーグルを通じて映し出されるリアルな映像を通し、FPVドローンならではのスリルや楽しさを存分に味わえるため、老若男女問わず人気があります。
FPVドローンは、操縦者がドローン視点で操作するため、通常のドローンでは得られない高い没入感のある映像を提供できます。
そのため、風景や建物の空撮だけでなく、対象を追尾する撮影やアクションシーンの撮影にも活用されています。
例えば、スポーツイベントのダイナミックな動きや、自然の中でのアウトドア活動を追いかけることで、リアルな臨場感を持つ映像を制作することが可能です。
映画『アンビュランス』では、FPVドローンを駆使した最新技術で捉えた臨場感ある映像を使用し、アクションシーンを撮影しています。
FPVドローンによる撮影では、人の手による撮影よりも、好きなシーンを好きな角度から自由に切り取れるメリットがあります。
国内外でも人気の『ワイルドスピード(The Fast & Furious)』でも、FPVドローンを活用したカーチェイスシーンが撮影されるなど、より臨場感溢れる撮影を可能にしているため、映画製作業界でも重宝されています。
FPV(First Person View)では、ドローンに搭載された映像送信機(VTX)を介して、リアルタイムで撮影された映像を映像受信機(VRX)へ電波で送る方法が一般的に利用されています。
一方で、近年のドローン(特にDJI製品など)では、撮影した映像をデジタル変換し、2.4GHz帯を使用して伝送するケースが増えています。
このデジタル伝送方式では、無線LAN技術が活用されており、その結果、実際にドローンで撮影された映像と受信した映像の間にわずかな遅延が発生することがあります。
しかし、通常の空撮や業務での使用において、FPVは主にドローンの位置確認やカメラのアングル調整といった操縦補助の役割を担うため、この程度の遅延は大きな問題にならない場合がほとんどです。
特に目視外操作や狭い空間での飛行といった特殊な状況でなければ、十分実用的なレベルの性能を発揮できます。
ここでは、FPVドローンの始め方の手順と必要なことを詳しく紹介します。
1.『第4級アマチュア無線技士』の免許を取得する
2.FPVドローン飛行に必要な機材を揃える
3.操縦練習を行
4.『目視外飛行』の承認手続きを行う
それではここから、1つずつ詳しく解説します。
FPVドローンを操作するためには、『第4級アマチュア無線技士』の資格を取得する必要があります。
FPVドローンは、映像を遅延なく転送するために『5.8GHz帯』の周波数を使用します。
しかし、日本国内で5.8GHz帯の周波数を利用するには、無線免許の取得および無線局の開局申請が法律で義務付けられています。
そのため、個人が日本国内でFPVドローンを操作する場合、「第4級アマチュア無線技士」の資格を取得し、さらに無線局を開局する手続きが必要です。
この「第4級アマチュア無線技士」の資格は、日本無線協会が実施する国家試験に合格することで取得できます。
第四級アマチュア無線技士の受験案内は、公益財団法人「日本無線協会」のホームページで記載されているので、資格取得を目指している人は参考にしてください。
FPVドローンを利用するには、以下のような機材が必要です。
・FPVドローン本体
・FPV用ゴーグル
・送信機(プロポ)
・バッテリー
基本的にこれらのアイテムは個別で購入しますが、「ドローン本体+送信機+ゴーグル」や「ドローン本体+予備バッテリー」など、セット販売されている場合もあります。
必要な機材を揃えたら、『目視外飛行』の承認手続きを行いましょう。
FPVドローンを飛行させるためには、『目視外飛行』の承認手続きを行う必要があります。
令和4年6月20日から、重量100g以上の機体が「無人航空機」の扱いに変わり、飛行許可承認申請手続きを含む、航空法の規制対象になりました。
国土交通省「飛行ルール(航空法第11章)の対象となる機体」によれば、2022年6月20日から重量100g以上の機体が『無人航空機』扱いになり、飛行許可申請を含む航空法の対象になりました。
これを受け、FPVドローンを飛行させる際には、航空法や地方自治体の条例など、法的な規制が適用されます。
特に、ゴーグルを使用して操作するFPVドローンの飛行は、航空法で定められている「承認が必要な飛行方法」の一つである『目視外飛行』に該当します。
無人航空機に関するルールに基づき、飛行の際にはその都度、目視外飛行の承認を申請する必要があります。
なお、承認を得ずにドローンを飛行させた場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される可能性があるため、注意が必要です。
FPVドローンの操縦では、機体を直接視認せずに操作を行う高度なスキルが求められます。
通常のドローン操縦経験がある方でも、FPV特有の操作感覚に慣れる必要があります。
そのため、本格的な操縦に入る前に、以下のような練習を行うことをおすすめします。
・FPVドローンのシミュレーターを活用してトレーニングを行う
・室内環境で飛行練習を実施する
FPVドローンの魅力は多岐にわたりますが、特に注目すべきは「映像の没入感」と「新たな可能性の広がり」です。
FPVドローンを使うことで、一般的なドローンとは異なるダイナミックな視点から撮影ができ、独自性の高い映像表現が可能になります。
特に空撮では、通常のドローンでは難しいスピード感のある映像や、視聴者がまるでその場にいるかのような臨場感あふれるアングルを実現できます。
さらに、FPVドローンは映像撮影だけでなく、「レース」や「アクロバット飛行」といった分野でも活用されており、エンターテインメントやスポーツの要素を含んだ多様な楽しみ方が広がっています。
このように、FPVドローンは単なる撮影ツールを超え、創造的な映像表現や新しい遊びのスタイルを生み出す魅力的な機体と言えます。
FPVドローン(First Person View ドローン)は、臨場感のある飛行体験ができる魅力的な機体ですが、いくつかのデメリットもあります。
・操縦の難易度が高い
・法律や規制の制約が厳しい
・バッテリー持続時間が短い
・コストがかかる
・耐久性が低い
まず操縦の難易度ですが、特にマニュアルモードでは機体の制御がシビアで、初心者が扱うには相当な練習が必要です。
クラッシュのリスクも高く、シミュレーターでの訓練が推奨されます。
次に法律や規制 についても注意が必要です。
FPV飛行では、補助者の配置が義務付けられている国が多く、ルールを守らなければ違反となる可能性があります。
また、バッテリーの持続時間 は一般的に5〜10分程度と短く、長時間の撮影には向いていません。
飛行時間を延ばすには予備バッテリーが必須となります。
さらに コスト面 も考慮すべき点です。
本体のほか、ゴーグル、送信機、バッテリーなどの周辺機器を揃えると、費用が高額になりがちです。
最後に 耐久性の低さ もデメリットの一つです。
高速飛行やアクロバティックな操作を行うため、クラッシュ時のダメージが大きく、頻繁に修理や部品交換が必要になることがあります。
これらの点を理解した上で、FPVドローンを選ぶことが重要です。
FPVドローンは、レースや空撮、フリースタイル飛行など、用途に応じて選ぶことが重要です。
以下のポイントを基準に、自分に合った機体を選びましょう。
・用途を明確にする
・サイズと重量で選ぶ
・バッテリーと飛行時間
・カメラと映像伝送で選ぶ
・操作性と送信機で選ぶ
初心者がFPVドローンを選ぶ際には、組み立て済み(RTF)モデルが安心です。
経験者ならカスタム機で性能を追求するのもおすすめします。
また、用途に合った機体を選び、FPVの魅力を最大限に楽しみましょう!
ここでは、当サイトおすすめのFPVドローン5選を紹介します。
1.DJI FPV
2.DJI AVATA
3.BETAFPV Cetus Pro FPV Kit
4.DJI Neo Fly More コンボ
5.ジーフォース LEGGERO (レジェーロ) FPV フォルダブルドローン GB075
それではここから、1つずつ詳しく解説します。
DJI FPVは、世界のドローン市場で70%以上のシェアを持つDJIが、2021年3月にリリースした高性能FPVドローンです。
参考価格 | 118,800円 |
重量 | 795g |
カメラ性能 | 4K/60fps/超広角FOV |
最大飛行時間 | 20分 |
ホバリング機能 | あり(最大ホバリング約16分間) |
最大操作距離 | 6km/28msの低遅延 |
操作方法 | ・専用送信機 ・専用ゴーグル |
低遅延で高品質なHD映像伝送に対応し、4K/60fpsの動画撮影や150°の超広角視野を実現しています。
これにより、臨場感あふれる新たな飛行体験を提供します。
また、優れた機動性と制御性能を備えており、高速飛行中でも正確な操作が可能です。
さらに、障害物検知機能や緊急停止機能を搭載しており、初心者でも安全にフライトを楽しめる1台になっています。
DJI Avata 2は、2024年4月11日に発表・発売された最新のFPVドローンです。
参考価格 | 143,000円 |
重量 | 377g |
カメラ性能 | 1/1.3インチセンサーカメラ採用 写真:1200万画素 動画:最大4K60FPS |
最大飛行時間 | 23分 |
ホバリング機能 | ・約21分のホバリング時間 垂直方向: ±0.1 m(ビジョンポジショニング使用時) ±0.5 m(GNSSポジショニング使用時)水平方向: ±0.3 m(ビジョンポジショニング使用時) ±1.5 m(GNSSポジショニング使用時) |
最大操作距離 | 10km |
操作方法 | ・FPV送信機3 ・Goggles3 ・RC Motion3 |
特徴的なデザインとして、一体型プロペラガードを採用しており、1本のバッテリーで最大23分の飛行が可能です。
このモデルは、2021年3月2日に国内発売された「DJI FPV」の後継機として位置付けられています。
FPVドローンでありながら、組み立てやハンダ付けといった複雑な作業は不要で、購入後すぐに使用できる完成品となっています。
また、技適マークを取得済みのため、電波法に準拠して安心して使用できます。
通信には2.4GHz帯を使用しているため、アマチュア無線に関する免許や開局手続きは必要ありません。
ただし、重量が100gを超えるため、無人航空機の機体登録が義務付けられています。
さらに、リモートIDを内蔵しており、初心者でも扱いやすい仕様となっています。
ゴーグルを装着して操作する場合は目視外飛行となり、「特定飛行」に該当します。
そのため、必要に応じて事前に飛行許可申請を行う必要があります。
BETAFPV Cetus Pro FPV Kitは、初心者から中級者向けのFPVドローンセットです。
参考価格 | 約37,951円 |
重量 | 33g |
カメラ性能 | C02 FPV Micro Camera |
最大飛行時間 | 4~5分 |
ホバリング機能 | 水平±0.2m、垂直±0.3m(無風環境下) |
最大操作距離 | 80m |
操作方法 | ミニポで操縦 |
Cetus Proドローン本体に加え、送信機やゴーグルがセットになっており、購入後すぐにフライトを楽しめます。
本機体は、高度維持機能や3段階のフライトモードを備え、安全性と操作性が向上しています。
また、ブラシレスモーター採用により、耐久性が高く安定した飛行が可能です。
さらに、小型かつ軽量な設計で、室内外を問わず使用可能です。
FPV映像をリアルタイムで体験できるため、臨場感のある操縦が楽しめます。
Cetus Proドローンは、初心者向けの練習モードやクラッシュ耐性の強いデザインも魅力です。
DJI Neoは、手のひらに収まるほど小型な新しいドローンです。
持ち運びやすさ、簡単な操作性、そして手頃な価格を兼ね備えています。
参考価格 | 約57,200円 |
重量 | 135g |
カメラ性能 | 4K UHDカメラ |
最大飛行時間 | 54分(バッテリー×3) |
ホバリング機能 | 約18分(プロペラガード装着時は約17分) 垂直方向: ±0.1 m(ビジョンポジショニング使用時) ±0.5 m(GNSSポジショニング使用時)水平方向: ±0.3 m(ビジョンポジショニング使用時) ±1.5 m(GNSSポジショニング使用時) |
最大操作距離 | 50m |
操作方法 | DJI RC-N3 |
このドローンは非常に軽量でコンパクトな設計が特徴で、移動しながら撮影を楽しみたいクリエイターにおすすめです。
また、高品質な映像を実現し、屋内外を問わずスムーズで魅力的な動画を撮影できます。
ジーフォースのLEGGERO(レジェーロ)FPVフォルダブルドローンGB075は、軽量で持ち運びやすい折りたたみ式ドローンです。
参考価格 | 10,765円 |
重量 | 60g |
カメラ性能 | ・動画 MP4形式 1920×1080 ・静止画 JPG形式 3840×2160 |
最大飛行時間 | 約10分 |
ホバリング機能 | 気圧センサーが自動で高度を維持 |
最大操作距離 | 最長およそ30m |
操作方法 | 2.4GHz 4ch送信機 |
FPV(First Person View)機能を搭載し、リアルタイムで映像をスマートフォンに伝送できます。
本機体は、高度な安定化技術により、初心者でも安定した飛行が可能です。
また、ワンキー離陸・着陸機能を備え、操作が簡単で、ヘッドレスモードや高度ホールド機能も搭載し、多彩な飛行体験を提供します。
さらに、バッテリーはUSBで簡単に充電でき、約10分間の長時間の飛行が楽しめます。
本機体は、LEDライトを装備しているため、夜間の飛行も可能です。
専用アプリを使用して、スマートフォンからの操作や撮影が行えます。
ジーフォース LEGGERO (レジェーロ) FPV フォルダブルドローン GB075は、コンパクトなデザインで、屋内外問わず幅広いシーンで活躍します。
本記事では、FPVドローンの概要や一般的なドローンとの違い、シーン別の活用方法、仕組みを詳しく紹介しました。
また、FPVドローンの始め方やおすすめのFPVドローン5選を徹底解説しています。
FPVドローンとは、First Person Viewの略称で、操縦者がドローンの視点をリアルタイムで体験できる機体のことを指します。
専用のゴーグルを装着することで、飛行中のドローンが見ている映像をゴーグルを通してそのまま体験できます。
一般的なドローンとは異なり、ドローンに乗っているかのような体験ができ、目視外の場所でも操縦できることから、映画などの臨場感があるシーンの撮影によく使われています。
また、FPVドローンはAmazonや楽天などのECサイトを始め、数多くの機体が販売されており、値段も安いものから高いものまで揃えています。
FPVドローンを購入する際は、自分の目的に合った機体を選ぶようにしましょう。
どんなドローンを選べばいいか分からない方は、本記事で紹介している「おすすめFPVドローン5選」を参照してください。