ドローン合宿の卒業生にインタビュー形式で話を聞く企画!
なんでドローン合宿に参加したのか、参加してみてどうだったのかを、卒業生のみなさんにインタビュー形式で聞いていきます。
今回は、高知県在住の田邊さんにお話をお伺いしました。記事の最後に田邊さんの撮影した動画もあるので、是非最後までご覧ください。
-自己紹介をお願いします。
田邊です。横浜出身で現在は高知県に住んでいます。高知県日高村で地域町おこしの活動を行っており、最近はドローンを使って子どもむけにプログラミング教育を教えるようにしています。
-プログラミング教育はすごいですね!色々と聞きたいのですが、まずドローンキャンプを受講しようと思ったきっかけを教えて下さい
むかし、カナダに2年間住んでいて、ロボット工学を学んでいました。その際に、ドローンをつくったりしていました。
-カナダでロボット工学……!すごい! その後、高知に移住した際に、ドローンを使ってなにかしようと思ったのですね。
そうですね。ドローンを飛ばすなら資格のような認証性があったほうが良いのかなと思い、ドローンスクールをいろいろと探していているうちに、ドローン合宿がありました。他にスクールと違って定期的に通う形式ではなく、合宿形式だったので楽しそうだと思いました。
-ドローンキャンプを受講してみての感想はどうですか?
知らない人と合宿で一緒に勉強するのは楽しかったですね。
はじめてドローンを飛ばしてみたのですが、”思った通りだったな”という感想です。笑 自分はゲームが好きだったのでゲーム感覚で飛ばせました。
あとドローン合宿は、学校で飛ばすのが新鮮ですね。周りが山で校舎がキレイでした。ドローンというハイテクなことをやっているのに、山奥の廃校でやっているのにはギャップがありました。
-合宿は大変じゃなかったですか?
思ったよりも大丈夫でした。2日目の朝は少し眠かったのですが。笑
-現在、子ども向けにプログラミング教育活動をされているんですね。詳しく教えてください。
去年から、小学3年生〜中学3年生を対象にドローンのプログラミング教室を実施しています。
ドローンやプログラミングに対する座学、後半はscratch*を使ってドローンを実際に飛ばします。慣れた後は、子どもと保護者に自由に飛ばしてみてね!とみんなで飛ばします。
(*MIT開発の教育向けビジュアルプログラミング言語で、ブロック操作で簡単に作品作りと公開が可能)
子どもと保護者のセットでの参加で、1回の開催で8組の方に参加いただきました。みんなに楽しんでもらえたと思います。
プログラミングをゲーム感覚でできる授業ですので、子どもの興味を引き出すのにはとても良かったです。
-プログラミング教室を開こうと思ったきっかけや想いを教えて下さい。
もともとscratchを使ったプログラミング教室を実施していて、そこでドローンを混ぜたら面白いのではないかと知人からお誘いをいただきました。
この教室を通して、プログラミングでつくりたいものが作れる人が増えたらいいなと思っています。
-使用しているドローン機材をおしえてください
空撮用途は、DJI Air 2Sです。他にも、Mavic3やMavic mini3などと悩みましたが、性能や価格を比較してちょうど中間のような機材だったので購入しました。
プログラミング教室では、Telloを使っています。Telloは小さく低価格でプログラミングができるのが利点ですね。
-今後の展望をおしえてください。
実施できる場所や規模を増やしていきたいです。できるだけたくさんの人にプログラミングについて興味を持ってもらい、学習のハードルが低くなれば面白いものをつくってくれる人が増えるのではないかなと思っています。
2023年の夏休み期間中には、高知みらい科学館でドローンのプログラミング教室を実施します。
興味がある方はぜひ以下の応募フォーム、もしくはみらい科学館のHPからアクセスしてください!
https://forms.gle/VbDZ5KmWGb4teZLN8
-最後に、ドローンを活用して良かった事はありますか?
そうですね。いつもと変わったこととして、”空撮をするようになってからは、空を見上げるようになりました。”
-それは素晴らしいですね! 田邊様、ありがとうございました!
▽田邊さんの撮影した動画