ドローンは、モーターで回転翼を回転させて飛行します。
モニターの部品は消耗品なので、飛行時間が長くなるほどパワーが落ちるなど調子が悪くなりがちです。本記事では、交換を含めたドローンに搭載されたモーターのメンテナンス方法を紹介します。
ドローンはモーターによって回転翼を回して飛行します。モーターの調子が悪くなると最悪の場合、回転翼が止まってしまい飛行ができなくなるでしょう。
小さなドローンでもある程度の高度から墜落すると、大きな事故に繋がる可能性もあります。
ドローンは飛行させる前に必ずモーターをチェックし、交換を含めたメンテナンスを行いましょう。
以下に、ドローンをメンテナンスする方法やモーターを交換するタイミングを解説します。
ドローンのモーターは、ブラシモーターとブラシレスモーターの2種類があります。
ブラシモーターとは、ブラシとコミュテータの摩擦によって電流を流すタイプのモーターです。安価ではありますが、摩擦熱が発生するので寿命が短いのが難点です。
ブラシレスモーターは電子回路で電流を流すので、摩擦熱が発生しにくく寿命が長いのがメリットですが、値段が高いので搭載しているドローン自体の値段も高くなります。ドローンのモーターは消耗品であり、定期的な交換が必要です。
交換はドローンのメーカーが行ってくれます。工作が得意な方は自分で交換したいと思うかもしれませんが、自力で交換すると改造とみなされる可能性もあります。
可能な限りメーカーに交換を依頼しましょう。
ドローンに搭載されているモーターの調子を確かめるもっとも簡単な方法は、飛行後のドローンに触れてみるか、サーモグラフィーでドローンの温度を確かめることです。
ドローンの機体が明らかに熱い場合や、温度が60℃を超えている場合は、モーターが焼ききれる寸前となっています。
ただし、ブラシレスモーターは熱暴走が起こりにくいので、ドローンの飛行状態を確かめましょう。
何の操作もしていないのに緩やかに左右に旋回している場合は、回転翼についているモーターの一部が弱まり、まっすぐ飛行できない可能性が高いです。
うまく操縦できないと分かった時点で飛行を中止し、モーターを交換しましょう。
ドローンは、無線機で遠隔操作する飛行機械なので、制御不能になると墜落してしまいます。
重さ数百グラムとはいえ、上空から無防備な頭上にドローンが落ちればけがをする可能性もあるでしょう。
自動車や屋根の上に落ちても破損の恐れがあります。
ドローンは本格的に飛行させる前に必ずテスト飛行を行い、モーターの調子を確認してください。
また、ドローンの交換も含めて定期メンテナンスが必須です。
ドローンはどんな方でも気軽に飛ばせる無人飛行機ですが、安全確認は十分にしないと大事故に繋がります。
特に、ブラシモーターは寿命が短いので、定期的に交換しましょう。ドローンがうまく飛ばなくなったと思ったら、必ずメーカーや販売店にチェックしてもらってください。