2023年12月14日、DJIはプロ向けシネマカメラプラットフォーム「Ronin 4D」シリーズに、画期的な新製品「Ronin 4D-8K」を追加しました。
この製品は、8K解像度のオールインワン型シネマカメラであり、DJIの最新の4軸安定化技術が搭載されています。
出典:(C) DJI
「Ronin 4D-8K」は、フルサイズの8K/60fpsおよび4K/120fps撮影が可能で、800/4000のデュアルネイティブISOと最大14.7ストップのダイナミックレンジを備え、どんな撮影シナリオでも鮮明で深みのある色合いを実現します。
内蔵された9ストップのNDフィルター、交換可能なレンズマウント、LiDARフォーカスシステムにより、正確な露出調整と迅速なフォーカス調整が可能です。これにより、映像監督は創造性を最大限に発揮し、独自のビジョンを現実にすることができます。
「Ronin 4D-8K」にはDJI シネマカラーサイエンスが搭載されており、自然な肌の色合いや複雑な照明条件下での真の色合いを正確に再現します。また、CineCore映像処理プラットフォームにより、最大8Kの動画をApple ProRes RAW、ProRes 422 HQ、H.264などのプロ用コーデックで対応し、映像監督にとって理想的な選択肢となっています。
ACES認証を取得し、様々なプロ向け機材や放送規格に対応しています。さらに、DJI Care Proによる包括的な保護プランが提供され、様々なトラブルにも対応可能です。
出典:(C) DJI
「Ronin 4D-8Kコンボ」は1,810,820円で、Zenmuse X9-8K ジンバルカメラも440,770円で販売されます。
参照:https://www.dji.com/jp/ronin-4d/specs
カテゴリー | 詳細 |
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本体サイズ(長さ×幅×高さ) | 235×115×160 mm |
全体重量 | 約4.67 kg(コンボに同梱されたモジュールを全て取り付けた状態。レンズとストレージカードを除く) |
最大動作時間 | 約150分 |
カメラ(センサーサイズ) | 35mmフルサイズ CMOSイメージセンサー |
ダイナミックレンジ | 14+ ストップ |
ホワイトバランス | 2000〜11000ケルビンの色温度とティントの手動調整、AWBに対応 |
NDフィルター | 内蔵9ストップ NDフィルター |
記録メディア | DJI PROSSD 1TB、CFexpress 2.0 Type B、USB-C SSD |
ジンバル(機械的可動範囲) | パン:±330°、チルト:-75° ~ 175°、ロール:-90° ~ 230°、Z軸可動範囲:約130 mm |
LiDAR レンジファインダー(高精度測定範囲) | 0.3〜1 m (±1%)、1〜10 m (±1.5%) |
2006年の創業以来、DJIは民生用ドローン業界をリードし、映像制作に革新をもたらしてきました。
この「Ronin 4D-8K」は、映像業界における新たな基準を築き、映像制作の未来を切り拓くこと間違いなしです。