ドローンのゲートとは、ドローンのレースに使う障害物の一種です。
ドローンが接触しても壊れない素材でできており、ドローンをくぐらせると得点がアップするといった使い方をされます。
今回は、ドロードンのゲートの概要や入手できる場所、手作りする際の注意点などを紹介します。
ドローンのゲートとは、ドローンレースで使われる障害物の一種です。
ドローンレースはタイムのほか操縦テクニックを競うため、コース上にさまざまな障害物が設置されています。
ゲートはドローンをくぐらせるタイプの障害物で、ドローンをくぐらせると得点がアップしたり、くぐらせられないと減点されたりします。
形はリング状であったり、ハードルのような四角い形をしていたりとさまざまです。
ドローンレースに出場が決まったら、レースにどのようなタイプのゲートが設置されているか確かめて、同タイプのゲートを上手にくぐらせる練習をしておきましょう。
また、レースにでなくてもドローンがゲートを自由自在にくぐれるように練習すれば、操縦技術向上に役立ちます。
例えば、ドローンを検査目的で使う場合、狭い場所を苦も無く飛ばせるようになるでしょう。
ドローンのゲートは、「NewBeeDrone」や「BETAFPV」といったドローンを販売するメーカーが製造・販売しています。
浮き輪型やアーチ形、ボックス型など複数の種類があるので、出場するドローンのレースで使われるものに近い形状を選びましょう。
ドローンのゲートは、空気を入れて膨らませるタイプや、地面に指して使うものなどいろいろな形がありますが、ドローンが接触しても傷つかないような素材でできています。
ドローンゲートの購入は、「NewBeeDrone」や「BETAFPV」の公式サイトでも可能です。
しかし、英語オンリーのサイトなので、英語が苦手な方はAmazonや楽天、WDA公式ドローンショップなどを利用しましょう。
Amazonや楽天などのサイトでは、複数のドローンゲートを比較したうえで選べます。
NewBeeDroneやBETAFPVのドローンを使っている場合は、ゲートも同じメーカーで揃えてもいいでしょう。
同じ品が購入できます。
なお、値段は2〜3個セットで2,000~3,000円台です。
折り畳み式のものなど場所を取らないものが保管しておくのにも便利でしょう。
2023年10月現在、全大会共通のドローンゲートのサイズ規程などはありません。
したがって、「ドローンレースには必ずこのゲートを使わなければならない」といったきまりもありません。
そのため、ドローンのゲートを自作する方もいます。
ドローンのゲートは、ホームセンターや100円ショップなどに売っている発泡スチロール製のポールや、フラフープを利用すれば簡単に作れます。
地面に設置して倒れないようにするだけでいいので、安ければ数百円の材料費で作成が可能です。
Youtubeなどにも、以下のようなドローンゲート作成動画がアップされているので参考にしてもいいでしょう。
ドローンゲートを作成する材料はさまざまですが、ドローンがぶつかっても傷つかないことが重要です。
フラフープの場合は、陶器やガラス瓶などにまく気泡緩衝材(プチプチシート)などを撒いておくと、ぶつかってもドローンが壊れる心配はありません。
総重量100g以上のドローンを飛ばすのには、航空法を守らなければなりません。
練習も同様です。
ドローンに関する条例を定めている自治体も多いので、例え航空法では問題ない場所だとしても、必ず確認が必要です。
例えば、東京や大阪などの大都市では大きな公園でドローンを飛ばす行為は禁止されています。
思う存分ドローンを飛ばしたい場合は、ドローンの練習場を利用するといいでしょう。
室内の練習場ならば、条例を気にすることなく思い切りドローンの練習ができます。
ただし、ドローンの練習場には自分のゲートを持ち込めない場合もあります。
ゲートを使いたい場合は、あらかじめドローンの練習場に問い合わせましょう。
練習場によってはレース用のコースを作っているところもあるので、そこにゲートがある場合は利用してください。
出典:(C)BETAFPV
ドローンのゲートはレースに設置されている障害の一種です。
ドローンのレースに出場するならば、スムーズにゲートをくぐらせられるように練習しておくといいでしょう。
ドローンのゲートは、ドローンを製造・販売しているメーカーが販売していますが、自作も可能です。
何個もゲートが必要なら、100円ショップやホームセンターなどで材料を買ってきて自作してみてもいいでしょう。
フラフープや発泡スチロールを使えば簡単に作れます。