端的に言います。
ドローンに詳しくない場合、「Holy Stoneドローン」を知らない人は少なくないでしょう。
筆者も「子供や初心者が使うトイドローン」という認識でした。
しかし、調べてみて認識を改めました。
安い価格の割に高性能なドローンが多くありました。
ここでは、その「Holy Stoneドローン」を詳細に説明します。
ぜひ最後まで読んでください。
Holy Stoneは2014年に中国の福建省で創設された会社です。
日本を含めた世界各国でドローンを販売しています。
従業員は300人程度です。
ドローン生産だけでなく、研究開発にも注力しています。
消費者に安価で高品質なトイドローンを提供することを企業理念にしています。
2018年には日本での販売数が10万台を突破しました。
売上高は7.5億円、2019年には10億円を突破する見込みです。
使用目的によってHoly Stoneドローンの選定も変わってきます。
選定のポイントは以下の5つです。
ドローンの重量はスペックだけの問題ではありません。
規制の対象にもかかわってきます。
ゆえに、必ず確認しなければなりません。
重要なことは「200g未満かどうか?」です。
200g以上の機体は航空法の対象に含まれます。
ドローンを飛ばせる場所や時間などの規制を守らなければなりません。
ドローンを初めて買う場合、重要なのは価格です。
Holy Stoneドローンは安価な機体が他社と比べて豊富にあります。
しかし、その中にも価格帯の違いがあります。
その内訳は以下の3つです。
価格によって搭載されているスペックも異なります。
自分の求める機能を搭載した機体を選ぶようにしましょう。
空撮映像を楽しみたいのであれば、カメラ機能を重視してください。
動画や静止画を撮影する際、画質やブレを補正する機能は重要です。
より自分のイメージに近い映像を撮影したい場合はFPV機能が搭載されている機体を選定してください。
FPV機能は撮影中の映像をリアルタイムで確認できます。
ラジコンのように飛行そのものを楽しみたい場合、飛行性能を重要視してください。
着地や離陸を安定しておこなえる機能、上空で停止して安定するホバリング機能、自動的に機体が帰ってくる機能など、機体によって機能が違ってきます。
操作に慣れていない初心者には飛行アシスト機能を搭載しているドローンを推奨します。
ドローンを使用する場合、「予備のバッテリーや替えのプロペラなどの消耗品が流通しているかどうか?」も重要です。
長時間撮影をするのであれば、予備バッテリーは必須です。
また、何かに衝突してプロペラなどが壊れてしまうこともあります。
前述した内容はドローンを使用するうえでは重要です。
古い機種は部品などの交換ができない場合もあります。
ネット通販での流通はもちろん、公式窓口への問い合わせ方法や消耗品の入手方法を確認しておく必要があります。
Holy StoneドローンとDJIドローンを比較した際、性能や価格、搭載されているカメラに違いがあります。
DJIドローンには高性能な機能が搭載されています。
主な機能は2つです。
位置や高度を正確に維持できるGPS機能、障害物を回避するセンサー機能です。
対するHoly Stoneドローンにはこれらの機能が搭載されていません。
一部の製品には搭載されていますが、すべての製品ではありません。
DJIドローンは産業用、Holy Stoneドローンはトイドローンなので、その違いが性能にも出ているのです。
Holy Stoneドローンは1万円〜2万円程度で購入できる安価なものが多く、初心者や子供向けに推奨されます。
DJIドローンは10万円以上する高価な機体が多く、本格的にドローンを飛ばしたい人に推奨されます。
DJIドローンには4K、または8Kの高画質なカメラが搭載されています。
ゆえに、美しい空撮映像を撮影できます。
Holy Stoneドローンは1080pや4Kのカメラが搭載されているものもありますが、画質や安定性は劣ります。
Holy Stoneドローンのそれぞれの特徴を記載します。
出典:(C)holystone
重量 | 23g | |
飛行時間 | 約8分 | |
サイズ | 12×12×4cm | |
充電時間 | 約60分 | |
送信機操作頻度 | 2,4GHZ | |
送信機操作距離 | 約50m | |
リアルタイム最大距離 |
HS177は対戦型ドローンセットです。
2台あれば、赤外線で互いに機体を狙いあって遊べます!。
機体を4回攻撃すると、ドローン機が停止して動かなくなります。
典型的な子供向けトイドローンです。
操作も至って簡単です。
ボタンをワンタッチすれば、本体が自動的に起動します。
再びワンタッチすれば、地面からゆっくりと上昇します。
ゆえに、初心者でも簡単に制御できるのです。
また、簡単なスティック操作で360°宙返りできたり、気圧センサーが高度を自動でアシストしたりしてくれます。
初心者でも簡単に飛ばせます。
出典:(C)holystone
重量 | 145g | |
飛行時間 | 26分 | |
サイズ | 360×310×55mm | |
充電時間 | 約60分 | |
レンズ角度 | -90°~0° | |
画素数 | 1920×1080p | |
リアルタイム最大距離 | 約60~80m(障害物なし、信号障害なし) |
機体カテゴリーはFPⅤ対応ドローンです。
ゆえに、空撮時にリアルタイム映像がみられます。
また、HS260は他にも優れた機能を搭載しています。
出典:(C)holystone
重量 | 166g | |
飛行時間 | 約40分 | |
サイズ | 289×195×59mm(展開式);125×81×59mm(折り畳み式) | |
充電時間 | 80分 | |
価格 | ¥15,389 | |
画素数 | 1920×1080P(SDカード側);1280×720P(スマホ側) | |
リアルタイム最大距離 | 約100ⅿ(障害物なし、干渉なし) |
HS440はFPⅤ対応ドローンです。
リアルタイム映像はもちろん、他にも優れた機能が多く搭載されています。
HS440は画素数1080P、 112°広角HDカメラを搭載しています。
SDカードを挿入すれば、全体の景色を高画質で空撮できます。
また、カメラ角度を90°調整できます。
ゆえに、広い視野で撮影できます。
HS440は初心者でも簡単に操縦できます。
基本的な高速旋回モード、ヘッドレスモード、ホバリングモードやスピード切り替え機能も搭載されています。
初心者でも使いやすくてプロのような遊び方が楽しめます。
出典:(C)holystone
重量 | 75g | |
飛行時間 | 約13分 | |
サイズ | 187×135×43mm(展開/プロペラガード無し)、93×63×43mm(折り畳み) | |
充電時間 | 約100分 | |
価格 | ¥9,856 | |
画素数 | HD1920×1080P | |
リアルタイム最大距離 | 約30ⅿ(障害物なし、干渉なし) |
HS430はFPⅤ対応ドローンです。
ゆえに、空撮時にリアルタイム映像がみられます。
また、75gの小型のトイドローンなので、狭い空間に入り込んだり、物の間を潜り抜けたりできます。
ゆえに、操縦練習にも最適です。
画素数1080P、回転角度 67°HDカメラが搭載されています。
カメラ角度も90°調整できるので、リアルタイム記録が可能です。
また、飛行時間が39分なので、長時間のドローン撮影を楽しめます。
以下の初心者にはうれしい機能が搭載されています
これらの機能が搭載されています
ゆえに、初心者や子供でも楽しめます。
HS430はアクロバティックな機能も搭載しています。
360°宙返り、高速旋回、軌跡飛行モード、ホバリングモードなど、よりドローンを楽しむための機能が搭載されています。
出典:(C)holystone
重量 | 31g | |
飛行時間 | 約18分 | |
サイズ | 84×90×34mm | |
充電時間 | 60分 | |
価格 | ¥9,449 | |
画素数 | HD1280×720P | |
リアルタイム最大距離 | 約20-30ⅿ(障害物なし、干渉なし) |
HS420はFPV対応ドローンです。
空撮時のリアルタイム映像はもちろん、他にも多くの機能が搭載されています。
難しい操作を必要とせず、感性で動かせるトイドローンです。
ドローンを軽く投げると自動的に飛行します。
子供や初心者に最適なドローンです。
全保護プロペラガードと緊急停止機能を搭載。
緊急事態時も周囲の物や人を傷つけません。
また、障害物にぶつかってもプロペラを守れます。
なぜなら、全保護プロペラガードが作用するからです。
飛行スピードを低速と高速の2段階で設定できます。
個人の操縦レベルや操縦環境に併せて操縦ができますので、初心者にはうれしい機能です。
出典:(C)holystone
重量 | 495g | |
飛行時間 | 約23分 | |
サイズ | 折り畳み式:177×104×58mm:展開式:337×240×58mm | |
充電時間 | 約5時間 | |
価格 | ¥37,389 | |
画素数 | 写真:3840*2160p(SDカード側)、1920*1080p(アプリ側) | |
リアルタイム最大距離 |
HS720EはGPSドローンです。
GPSを搭載しています。
ゆえに、飛行時にドローンの位置を正確に把握できるのです。
また、GPSモードリターンモードに移行すれば、ドローンが記録された場所に戻れます。
ドローン紛失の心配がありません。
他にも優れた機能を搭載しています。
EIS(手ブレ補正)機能が搭載され、振動しても正確に滑らかな映像が撮れます。
高解像度、高画質の4Kカメラを通して景色の細部までみられます。
また、カメラは130°広角だけではなく、角度も-90°~0°調整可能です。
刻々と変わる風景を逃さず、撮影できます。
フォローミーモード機能に切り替えるとドローンが自動追尾してくれます。
その際、両手が解放されます。
ゆえにバイクに乗ったり、走ったりしながら撮影できます。
出典:(C)holystone
重量 | 557g | |
飛行時間 | 42分 | |
サイズ | 380 x 230 x 125 mm | |
充電時間 | 約5時間 | |
価格 | ¥40,689 | |
画素数 | 写真3840*2160p(SDカード側)、1920*1080p(アプリ側) | |
リアルタイム最大距離 |
HS700EはGPSドローンです。
GPSとGLONASS、二つの位置情報システムを使用しています。
ゆえに、HS700Eの位置を常に特定できます。
他にも優れた機能を搭載しています。
Holy Stone製ドローンで初めてEIS(Electronic Image Stabilization)を搭載したのがHS700Eです。
手ブレ補正 (EIS) はカメラが振動する環境で滑らかな映像を提供します。
ゆえに、動きが多い場面でも画像は鮮明で正確です。
様々な飛行モードを搭載しています。
ゆえに、飛行やクリエーションが効率的で便利になりました。
ウェイポイントモードは画面をタップするだけでコースをすぐに書き込んでくれます。
そのため、十分な時間をかけて完璧なショットを撮影することに集中できます。
ここでは「Holy Stoneドローン」についてとりあげました。
リーズナブルな値段で購入できて、性能も良いのが「Holy Stoneドローン」の特徴です。
趣味で使うのであれば、十分な性能でしょう。
この記事がドローン選びの参考になることを願います。
最後まで読んでくれてありがとうございます。