ドローンについて学びたい、勉強をしたいと考えたときに「どの本を選べばよいのかわからない」と悩みをかかえていませんか。
実際、ドローンに関して記述してある本は多く存在し、いざ買うとなれば「できるだけ分かりやすい本が良い」と感じるでしょう。
しかし、この記事を読めば、ドローンに関する本の選び方が分かりあなたに合った一冊が見つかります。
今回は、ドローン初心者から上級者までおすすめの本を14冊紹介します。基礎やビジネス、空撮技術などジャンルごとに紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
まずはドローンの基礎について学べる、下記5つを紹介します。一からドローンを学びたい方は、チェックしましょう。
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ドローンについて簡単に学びたい方に「マンガでわかるドローン」をおすすめします。
この本は、ドローンの基礎知識や操作方法、応用例をマンガで紹介しています。初心者から若い世代にも理解しやすく、ドローンに興味を持ち始めた人に向けたドローン入門書です。
「文字を読むのが苦手」や「絵を見ながら学びたい」と考える方は手にとってみましょう。
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ドローンについて幅広く学びたい方は「トコトンやさしいドローンの本」を選びましょう。操作技術や法律の基礎知識だけでなく、ドローンの歴史や市場動向まで情報が得られるからです。
なぜドローンは飛ぶのか、送信機との関係性など、細かい部分まで学べます。
ドローン開発やビジネス観点からの説明もありますが「ドローンとは何か」を知りたい方は読んでみましょう。
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「ドローンの全て」はビジネスからホビー、軍事用途まで、ドローンのさまざまな活用面を掲載しています。
最新のドローン情報や操縦方法、空撮の入門知識を写真付きで解説。また、物流や防犯警備、建設現場や災害調査などドローン利用の可能性にも目を向けられる本です。
軍事用ドローンの歴史と大図鑑も含まれているので、基礎知識だけでなくドローンについての情報を幅広く得られます。
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ドローンを自作してみたい方には「ドローンを作ろう! 飛ばそう!」がおすすめです。
基本的なパーツの説明から組み立て、飛行までの手順を細かく解説しており、あなた自身でドローンを組み立てられる内容が書かれています。
何か不具合が起きたときのトラブルシューティングの情報も載っているため、初心者でも安心です。あなただけのドローンを作成してみましょう。
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これからドローンの知識を学びたい人には「ドローンハンドブック」がおすすめです。この本は、ドローンの構造や法関連など文字だけでは理解しにくい部分を、ポップな絵を使って説明しているからです。
ドローンの活躍シーンやスクールの選び方、さらに操縦時に適した服装まで載っています。
そのため「そもそもドローンとは」の初心者に向けて理解が深めやすい内容です。趣味で飛行を始めたいときは、最初に読んでみると良いでしょう。
次に、ドローンをビジネスとして役立てたい方に向けた本を紹介します。下記の2つは単に飛行させるだけでなく、ドローンの可能性を広げる内容が載っています。
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「ドローン・ビジネスの衝撃」は、ドローンを使用したビジネスの将来性が気になる方に向いています。
技術と進化に伴うビジネスチャンスの分析や、ドローンを使用した新しいビジネスモデルの提案まで載っている本です。
ドローンビジネスの可能性と社会に与える影響力が載っている内容のため、ビジネスに興味がある人だけではなく起業家や投資家、研究者の方にも参考になるでしょう。
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「ドローンビジネス参入ガイド」は、ドローンビジネスに興味を持ち、具体的な参入方法や活用事例を学びたい方におすすめです
今やドローンは趣味で飛行させるだけでなく映像や土木、農業などさまざまな分野で活躍しています。各分野でどのように使用されているのかが解説されており、ドローンで新しいビジネスチャンスのキッカケを得られる一冊です。
ドローンを技術面だけでなく、ビジネスとしての可能性を広げたい方はぜひ読んでみましょう。
ドローンの資格や勉強に役立つ本を紹介いたします。ドローンは操縦を間違えたり航空法違反をしたりすると事故や罰金に繋がる可能性が出てきます。
下記3つの本で、安全面に繋がる知識を得ましょう。
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「ドローン飛行許可の取得・維持管理の基礎がよくわかる本」は、飛行許可の法律や手続きについて初心者向けに解説しています。
飛行許可に関わる全体像や、簡単な飛行申請の内容が載っています。そのため、これからドローンを始める人だけでなく中級者に向けても、改めて法律や飛行許可手続きの再認識が可能です。
この本を読んで、趣味や仕事で法律違反とならないように対策を練っておきましょう。
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「ドローンの教科書」は、操縦技術だけでなく法規制や安全管理に関しても載っている一冊です。
ドローン検定協会が出版しており、検定に向けて基礎知識から学べる内容が書かれています。
本は標準と上級に分かれており、それぞれ取得したい級に合わせてテキストを選びましょう。また、例題も載っていますので、ドローン検定の試験対策に役立ててください。
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ドローンを安全かつ法律を守って飛ばしたい方には「ドローンパイロットと法規制」がおすすめです。
この本は日本ドローン操縦士協会が著者であり、操縦方法と法令、申請方法などドローンに関連する知識を法関連を交えて勉強できます。
他にも、国土交通省の資料や航空法、小型無人機飛行禁止法の条例も記載されています。そのため、これからドローンを始める人だけでなく、すでに飛行させている人も手に取って読んでみましょう。
ドローンの空撮やレースを始めたい方に向けて、下記2つの本を紹介します。
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空撮や映像制作に興味がある人には「映像をつくる人のためのドローン 空撮GUIDE BOOK」がおすすめです。この本は空撮に関してドローンの仕組みや飛行方法、取扱いの基礎知識が解説されているからです。
カメラワークやレンズ交換についても記載があるため、実際の空撮映像に役立つテクニックやヒントが書かれています。
また、法規制の知識も得られるため、安全かつ法律を遵守して空撮したい方は読んでみましょう。
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販売サイト | Amazon |
著者(出版社) | 横田淳 |
発売日 | 2017年月 |
ドローンレースを始めたい方、興味ある方は「ドローンレース入門」を読んでみましょう。この本は、日本ドローンレース協会のレーサーが著者であり、実際の経験に基づいて書かれています。
ドローンレースの基本からレース用機体の組み立て、各パーツの名称など初心者に向けて、名前や工具の説明が載っています。
著者の失敗談も含めて掲載されているので、今後の対策にも役立つでしょう。
今やドローンは趣味だけでなくビジネスや災害救助とさまざまな分野で活躍しています。そんなドローンの将来性はどうなのか、可能性に関して書かれた下記2つを紹介します。
出典:(C) Amazon
ドローンに関しての将来性を学びたい方は「空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?」を読んでみましょう。この本は、ドローン技術の進歩と社会的影響を説明した本です。
サブタイトルに「世界を制す」と書かれており、なぜドローンが世界を制するのか、技術の進歩を基に考察しています。
新しいビジネスチャンスを得るキッカケにもなるため研究者や学生、ビジネスに繋げていきたい人は手に取ってみましょう。
出典:(C) Amazon
販売サイト | Amazon |
著者(出版社) | ABC BOOKS |
発売日 | 2021年11月 |
「農業ドローンで稼ぐ!」は、実際に脱サラしてドローンをビジネスとして成功させた方の実話の本です。農業ドローンを使った農薬散布ビジネスを具体的な方法と収益モデルまで紹介しています。
農業未経験の男性に「なぜ農業用ドローンなのか」「なぜ始めようと考えたのか」と、密着取材しながら執筆された内容です。
農業の分野に絞られますが、ドローンの可能性を見出したキッカケが紹介されています。一見ビジネス本にも感じますが、今後ドローン技術を利用して新しいことに挑戦したい方は読んでみましょう。
出典:(C) pixabayのLubosHouskaが撮影した写真
ドローンに関する本を選ぶときの、下記2つのコツを解説します。数ある本の中から、あなたに合った1冊に出会うためにも理解しておきましょう。
ドローンの本を選ぶときは、本の発売期日が新しいものを選びましょう。ドローンは法律により改正される部分があるからです。
ジャンルにもよりますが、資格や航空法の分野を勉強するのであれば最新のものでないと法律が変わっている可能性が出てきます。
例えば、安く済ませようと古本屋で買うときは注意が必要です。もし購入した場合は、法関連に関わる部分は公共のサイトで変更がないか確認しましょう。
そのため、気になった本があれば、一度発売日や発行日がいつなのかをチェックすると良いでしょう。
ドローンの本を買うときは、著者の情報を見てから買いましょう。専門家が著者であれば、実用的な知識を提供してくれる可能性が高いからです。
例えば、ドローン開発に関わってきたエンジニアや飛行経験が豊富なパイロット、ドローンスクールの先生が著者の本は信憑性も高い内容が書かれているでしょう。
今まで公表した論文や記事、出版した本の情報も判断材料ですので、著者の確認は忘れずにおこないましょう。
出典:(C) unsplashのDose Mediaが撮影した写真
今回は、ドローンに関する本を14冊紹介しました。改めて、紹介した本を確認します。
ドローンに関する本一覧 | |
ジャンル | 本の名称 |
初心者向け | マンガでわかるドローントコトンやさしいドローンの本ドローンのすべてドローンを作ろう! 飛ばそう!ドローンハンドブック |
ビジネス向け | ドローンビジネスの衝撃ドローンビジネス参入ガイド |
資格や勉強向け | ドローン飛行許可の取得・維持管理の基礎がよくわかる本ドローンの教科書 ドローンパイロットと法規制 |
撮影・レース向け | 映像をつくる人のためのドローン 空撮GUIDE BOOK ドローンレース入門 |
将来性について知りたい人向け | 空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?農業ドローンで稼ぐ! |
ドローンに関する本は種類も多く、どの本を選べば良いか迷うものです。そのため、まずはあなたが何について学びたいのかを把握して、ジャンルを絞ってみましょう。
今回紹介した14冊の本は、初心者が知りたい基礎的な内容から、ビジネスや空撮と幅広く対応しています。気になった本があれば販売サイトに飛んでみましょう。