ドローンのおすすめメーカーとは?ドローンの機能や選ぶポイントを解説!

この記事のポイント!

  • ・ドローンの種類のトイドローン、空撮用ドローン、産業用ドローンの解説。
  • 「DJI」や「Holy Stone」など、各ドローンのメーカーの特徴が分かる。
  • 「DJI Mavic 3」や「DJI Mini 3 Pro」といった機種がおすすめ。

業務上の空撮や、自然観察や環境保護のために使用されるドローン。空からの安定した撮影が可能なのが一番の魅力です。ドローンといってもメーカーや種類や機種がさまざまなため、どの機種を買うか迷う人も多いです。

今回はドローンの種類や選ぶポイント、おすすめ機種について解説します。

ドローンとは?

ドローンとは簡単にいうと、無人飛行機全般を指します。一般ではドローンと呼ばれていますが、正式名称は「無人航空機」です。

ドローンの語源は2通りの説があり、ひとつはドローンの飛行の「ブーン」という音が蜂の大群の音に似ているため、英語で雄蜂をさす「drone」と呼ばれるようになった説。もうひとつは、無線で操縦される軍事用無人航空機がドローンと呼ばれていたという説です。

ドローンの種類

トイドローン

ドローンの中でも総重量が100g未満のモデルです。特徴は小型軽量なところ。おもちゃに分類されるため、航空法の無人航空機規定の対象外です。子供のおもちゃとしても使用できます。カメラを搭載した筐体もあり、種類も豊富です。

空撮用ドローン

その名のとおり、撮影目的のドローンです。トイドローンよりも重量が重く、高性能なカメラを搭載しています。飛行時間や飛行距離も長いので、綺麗な映像を撮影できます。テレビや映画などで使用できる高画質の撮影が可能なため、高額なドローンといえるでしょう。

産業用ドローン

空撮やホビー用途でなく、各産業の業務目的で使用するドローンです。建築、土木、農業、人命救助、警備、物流など幅広い業種で使用されています。使用される産業によって目的が違うため、それぞれの役割に特化した飛行性能や機能が充実したドローンが使用されています。それぞれの業種に特化していることから高額なケースが多いことが特徴です。

ドローンを選ぶポイントとは?

どんなポイントでドローンを選んだら良いでしょうか。ポイントを5つ解説します。

①ドローンの種類

一つ目のポイントはドローンの種類です。趣味か業務用か、使用目的は何かで「トイドローン」、「空撮用ドローン」、「産業用ドローン」から選択できます。初心者の方で気軽に始めたい方は、「トイドローン」がおすすめです。

②カメラ性能

撮影目的であれば、カメラ性能をチェックしましょう。解像度・ズーム機能などを比較できます。動画を撮影する場合は、動画の解像度もチェックします。Full HDや4Kなど、ドローンによって画質が違うため、自分が必要な画質が搭載されているか確認すると良いでしょう。

操作性と飛行機能

ドローンの操作は難しさがありますが、それを安定させる機能がついている機種をおすすめします。操作を安定させる主要な機能としては下記の通りです。

GPS機能:位置情報を取得する。

ジャイロ機能:機体の傾きを検知して水平を保つ機能。

障害物検知機能:障害物を検知し自動回避可能。追突を避けて飛行が可能。

自動ホバリング機能:ドローンが飛んでいる状態で、その場に静止できる。空撮用の場合、必須の機能。

自動帰還機能:あらかじめ設定された場所へ戻ることができる。この機能があれば、ドローンの紛失を避けることができる。

それぞれの機能がどのような働きかを理解し、自分に必要かチェックして購入することをおすすめします。

④飛行時間

ドローンの連続飛行時間は、10分から30分程度です。長時間飛行する場合は、予備のバッテリーを購入すると良いでしょう。

⑤FPV機能

ドローンからスマートフォンやヘッドマウントディスプレイに送信される映像を見ながら操作できる機能です。ドローンの映像を見ながら操作ができるため、臨場感あふれた操作が可能です。ドローンレースでもFPV機能が使用されます。

ドローンのメーカー

ドローンの世界三大メーカーと言われているのが、「DJI」、「Parrot」、「3DRobotics」です。三大メーカーに加え、よく見かけるメーカーをご紹介します。

DJI

画像出典元:https://www.dji.com/jp/newsroom/news/office-relocation

中国に本拠地があり、世界で一番有名なメーカーです。ドローン機器の世界販売シェアとして、なんと70%以上あります。DJIの製品は、価格、性能、操作性のどれをとっても群を抜いています。

Parrot

初めて商用ドローンをリリースしたことで有名なメーカーです。フランスのメーカーなので、デザイン性が高い機種をリリースしています。「AR.Drone」シリーズがヒットしています。

3DRobotics

アメリカに本拠地を置くメーカーです。上位モデルの「Solo」は産業用ドローンとして、世界中の建設現場で使用されています。

Holy Stone

Amazonで見かけるメーカーです。数千円の機種もあり、手軽にドローンを購入できます。1万円以下で購入できる機種がいくつかあるため、高画質な動画を撮影できる機種もあります。Amazonでレビューや評価を見ながら購入できるのも魅力です。

4DRC

中国のドローンメーカーです。小型ドローンの種類が豊富です。ドローン初心者におすすめです。値段が安いですが、クオリティが高いのも特徴です。

おすすめドローン3選

「DJI Mavic 3」(DJI)

画像出典元:https://store.dji.com/jp/product/dji-mavic-3?vid=109821

高解像度の撮影が可能なドローンです。5.1K動画の撮影も可能です。全方向に障害物検知機能があるため、障害物を避けながら飛行が可能です。空撮用に使用できます。

「DJI Mini 3 Pro」(DJI)

画像出典元:https://www.dji.com/jp/mini-3-pro

ポケットに入るサイズの小型ドローンです。持ち運びに便利です。飛行時間も最大34分可能なので、長時間飛行できます。4K動画に対応しているため、高画質な動画を撮影可能なので空撮用にできます。障害物検知機能も搭載しているため、安定した飛行が可能です。

「Ryze Tech Tello」(RYZE)

画像出典元:Amazon

初心者向けのトイドローンです。練習用におすすめです。FPV機能を搭載しているため、ドローンからの映像を見ながら操作できます。空中で停止(ホバリング)や宙返りも可能です。約80gなので持ち運びやすいドローンです。

おすすめドローンはすべてDJIです。性能はどれをとっても素晴らしいため、購入するならDJIがおすすめです。ドローンの使用目的が明確で、購入ポイントがはっきりしている場合は、どのポイントを押さえた機種を購入すると良いでしょう。

とにかく安くドローンを購入したい場合は、AmazonでHoly Stoneや4DRCの機種もおすすめです。1万円以下でカメラ付きの機種を購入することができます。子供向けのミニドローンも5千円以下で購入可能です。

まとめ

ドローンは無人航空機のことでした。空撮用で用いられることが多いのが特徴です。購入するときは、カメラの画質や安全性能をポイントとして選択することができます。ドローンはメーカーも機種もたくさんありますが、ポイントを押さえることで自分に合った筐体を購入することができるでしょう。


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