ドローンレースは近年、非常に人気が高まっています。
多くの方々がその存在を知り、大会も盛況を極めています。
この記事では、ドローンレースに関する様々な情報を詳しく解説しています。ドローンレースの種類や賞金、魅力について触れるだけでなく、ドローンレースを始めるために必要なものや練習方法についても詳しく紹介しています。
ドローンレースに興味を持っている方は、ぜひこの記事を参考にして、ドローンレースの魅力に触れながら自身の参加や観戦に向けて一歩を踏み出してみてください。
ドローンレースは、スピードと技術を競うエキサイティングなゲームです。操縦士、つまりレーサーは、自分のドローンを使って設定されたコースを周回します。
レース形式は個人戦からチーム戦まで、大会によってさまざまです。
また、ルールも大会ごとに異なり、ラップタイムを競うものから合計タイムを競うものまで存在します。
この競技の魅力は、体力ではなくドローンの操縦技術が重視される点にあります。
そのため、子供から大人まで、年齢を問わずに対等に競うことが可能です。
実際、ドローンレースの出場者には小学生や十代の若者も含まれており、幅広い年代が楽しむことができます。
レースの開催場所は、屋内と屋外の両方があり、それぞれに特徴とメリットがあります。
屋内でのレースは、天候の影響を受けずに行うことができるのが大きな利点です。
一方、屋外でのレースは、広大なスペースでドローンを飛ばすことができるというメリットがあります。
ただし、風などの自然環境の影響を受けやすいため、操縦技術を磨きたいレーサーにとっては、屋外でのレースがおすすめです。
出典:(C) unsplash
ドローンレースは、そのスピード感とテクニカルな操作が求められる点で、多くの人々を魅了しています。
しかし、ドローンレースにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴と魅力があります。
今回は、その中でも主要な4つのドローンレースの種類について詳しく見ていきましょう。
マイクロドローンレースは、30g~50g程度の小型ドローンを使用するレースです。その小ささから、怪我や建物の損壊といったリスクが低く、初心者でも安心して参加できます。しかし、大会によってはFPV(First Person View)対応のマイクロドローンが使用されることもあり、その場合は無線免許が必要となります。
5インチレースは、プロペラのサイズが5インチのドローンを使用するレースです。これらのドローンは、時速150kmを超える速度を出すことが可能で、その迫力は他のレースとは一線を画します。ただし、その速度からくる危険性もあるため、屋外や広大なスペースが確保された会場で行われることが多いです。
U199レースは、機体重量が200g未満のドローンが対象のレースです。以前は200g以上のドローンが規制対象でしたが、現在は100g以上のドローンが規制対象となっています。そのため、100g以上の機体を使用する場合は、事前に機体登録が必要となります。
FPVドローンレースは、機体に搭載された映像伝送機器を活用し、ドローンの視点で飛行を楽しむレースです。特殊なゴーグルを装着し、機体のカメラが映す映像を見ながら操縦します。まるでドローンのコックピットに乗っているかのような感覚を味わうことができます。ただし、FPVドローンレースは無線免許の取得が義務付けられています。
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ドローンレースへの参加は、新たな趣味やスポーツとして注目を集めています。しかし、ドローンレースを始めるためには、いくつかのステップを踏む必要があります。以下に、ドローンレースを始めるための基本的なステップをご紹介します。
①ドローンの規制や法律について知る
ドローンを飛ばすためには、各国や地域の規制や法律を理解することが重要です。これにより、安全に楽しくドローンを飛ばすことが可能になります。
②ドローン操縦ライセンスを取得(推奨)
ドローン操縦ライセンスは必須ではありませんが、取得することで、より安全にドローンを操縦することが可能になります。また、ライセンスを持つことで、ドローンレースの大会への参加資格が広がることもあります。
③ドローンを購入
自分のスキルレベルに合ったドローンを購入しましょう。機体はアマゾンなどの通販サイトやメーカー公式サイト、ドローンショップなどで購入できます。
④ドローンの基本的な飛行練習
ドローンを購入したら、基本的な飛行練習を行います。これにより、ドローンの操作に慣れ、レースでの飛行技術を向上させることができます。
⑤出場のドローンレースを決める
自分が参加したいと思うレースを選びます。最初は、初心者から上級者まで楽しめるマイクロレースがおすすめです。
⑥練習を繰り返し、大会へ出場
レースに出場するためには、練習を重ねることが必要です。練習を通じて、自分の飛行技術を磨き、レースでのパフォーマンスを向上させましょう。
以上が、ドローンレースを始めるための基本的なステップとなります。
ドローンレースにへの出場に必要な費用は1万円~10万円程度となっています。
レース用の機体や、ゴーグルなどが必要です。
今からドローンレースに必要なものを紹介します。
ドローンレースへの参加には、1万円から10万円程度の費用が必要です。レース用のドローンやゴーグルなどが必要となります。
初心者の方は、1万円から3万円程度のドローンで十分です。慣れてきたら、5万円から10万円程度の本格的なドローンを購入することを検討してみてください。
レース用のドローンには、マイクロレースドローンやFPVドローンなど、様々な種類があります。自分が参加したい大会のルールに合わせて、適切なドローンを選びましょう。
レース用のドローンは、一般的なドローンとは異なり、Wi-Fi機能やGPS機能がないことが多いです。そのため、操作は難しくなりますが、その分、自由に操縦することが可能です。
また、レース用のドローンは、キットを購入して自作することも可能です。自分の好みに合わせて、機能を選んでドローンを作ることができます。
FPVモニターは、ドローンの映像を受信できるものであれば何でも問題ありません。FPVドローンレースには必須のアイテムで、価格は1万円から7万円程度が主流です。
プロポは、ドローンを操作するためのコントローラーです。
多くの場合、ドローンと一緒にプロポが付属していますが、FPVドローンにはコントローラーが付属していないこともあります。
その場合は、自分で購入する必要があります。
快適マークや印字があると安心できます。
ドローンレースは国内の大会と、国外の大会があります。賞金は大会によって、数千万円の優勝賞金が用意されているところもあります。
一般財団法人ジャパンドローンリーグ(JDL)が開催するドローンレースは、日本国内で非常に人気があります。
JDLのドローンレースは、オープンクラス、エキスパートクラス、プロクラスの3つのクラス制で行われています。この3クラス制が特徴で、プロクラスはエキスパートクラスで優秀な戦績を持つ選手が集まるレースとなっています。
一般社団法人ジャパンドローンリーグは、ドローンレースの主催を通しドローンの多様な可能性と技術への理解を広めるため、国内外でのドローンレースの主催運営、支援を行っております。また、青少年を始め様々な年齢層への健全な趣味・娯楽またはテクノロジー教育の一環として、さまざまなドローン関連イベントを主催運営もおこなっております。
JAPAN DRONE LEAGUE
出典:(C) Japan Multicopter Association
2022年3月~11月の期間に全国10か所にて開催された『JMA TINY DRONE RACE 2022』。
各開催地での獲得ポイントの総合計を競う大会で、上位賞金総額はなんと100万円!
FAI公認のドローンレースは、世界規模の大会として知られています。優勝総額は約3,000万円と非常に高額で、その規模と賞金額からも世界中からトップレベルの選手が集まります。会場はドローン先進企業のメッカとも言える中国のスタジアムで行われ、日本人チームも参加したことのある大会です。
中国上海市に本社を構える技速体育文化発展有限公司が立ち上げたプロフェッショナルドローンリーグ、DroneGPは、2018年に第1回が開催されました。参加可能なレーサーは12名とされており、過去に優秀な成績を取った選手のみが参加可能なレースとなっています。そのハイレベルな戦いが繰り広げられるレースは、ドローンレースの世界で非常に注目されています。
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ドローンのレースに参加するために、練習を行いたいですよね。練習場を貸し出しているところもあります。
また、ドローンスクールもあります。近年では、ドローンの普及とともに、スクールの数が増加しています。
ドローンの練習に、スクールもおすすめです。スクールによって雰囲気が違うので、自分にあったところを選択する必要があります。
ドローンレースについて書いてきました。
ドローンレースは、ドローンを用いてタイムを競う大会です。ドローンレースの種類は数種類あります。自分にあった大会を選びましょう。
ドローンレースは誰にでも始められます。資格や許可については確認が必要です。大会用のドローンも用意が必要。ドローンは通販でも買えます。
ぜひ、ドローンレース、楽しんでみてください。