ドローンリアルタイム映像をみるためにはそれに適した機体とアプリを選ばなければなりません。
くわえて、リアルタイム映像をみるためにはアプリ設定も必要です。
ここでは、ドローンリアルタイム映像に適した機体とアプリを紹介します。
ぜひ最後まで読んでください。
出典:(C)BigRep
もっとも認知度の高いドローンの1つがDJIです。
DJI製ドローンと連携できるアプリが「DJI GO 4」です。
DJI の最新製品すべてに対応しています。
このアプリを使えば、リアルタイム映像がみられます。
「Telloアプリ」はリアルタイム映像伝送が可能なアプリです。
また、動画録画機能も備えています。
「DRONE SCOPE」はリアルタイム映像をみるためのアプリケーションです。
このアプリケーションを用いれば、現場に行く必要はありません。
内見・点検・測量・工事など、様々な現場をリアルタイムで把握できます。
※2023年8月12日 現在 サービス終了
ドローンスコープ | DRONE THE WORLD(ドローン ザ ワールド)
出典:(C)BigRep
223m×273m×74mm (l×w×h)のコンパクトな機体です。
1200万画素の画像撮影がおこなえて最大飛行時間は23分です。
Skydio2⁺は以下の優れた機能を搭載しています。
これまでの Skydio 社ドローンは撮影後に機体からデータを抜き出す必要がありました。
ゆえに、撮影データの 確認やクラウドでのデータ共有に時間を要していたのです。
しかし、リアルタイム映像送信機能のおかげで、その手間はなくなりました。
Skydio 2+ | ドローンビジネス docomo sky
「Inspire 2」は最大飛行時間27分、最大飛行速度94km/hの高性能ドローンです。
「 Inspire 1」の後継機種であり、360°回転式ジンバルと4Kカメラを搭載しています。
また、リアルタイム映像がみられて空撮をするユーザーに重宝されています。
PHANTOM3 STANDARDの機体重量は1216gです。
運用限界高度は海抜6000m、最大飛行時間は25分の高性能ドローンです。
主な撮影機能を紹介します。
PHANTOM4 Proの機体重量は1388gです。
Phantom 4 Proには、以下の優れた機能があります。
最大飛行時間は30分です。
PHANTOM3 STANDARDの最大飛行時間が25分でしたので、比較すると5分も伸びています。
出典:(C)BigRep
ドローンリアルタイム映像はさまざまな分野で活用されます。
スポーツ中継の娯楽分野から気象や産業利用など、幅広いジャンルで活用されます。
とくに、産業分野ではインフラ点検での利用が期待されています。
水道管などの人が入っていけないインフラ設備、橋などの高くて危険な場所にドローンが入ってくれます。
そして、リアルタイム映像を通してインフラの点検がおこなえます。
以前のドローン映像は解像度が悪く、信頼性に疑問がありました。
しかし、現在のリアルタイム映像は高画質で解像度も優れています。
ゆえに、ますます利用が増えるでしょう。
ドローンでリアルタイム映像をみるためには確かめなければならない項目があります。
日本でドローンリアルタイム映像をみるときに使われている電波周波数は2.4GHz帯です。
また、海外で使われている周波数は5.8GHz帯が一般的です。
しかし、その周波数を日本で使用する際には法律上の制限があります。
上の項目をクリアしていれば、まずはPCやタブレット端末、スマートフォンに専用のアプリをダウンロードしてください。
そして、地上のドローンと手元の端末をWi-Fiを通して接続します。
一連の動作に問題がなければ、ドローンに搭載されているカメラに映し出された映像がリアルタイムで手元の画面に届けられます。
ここまでは、「リアルタイム映像をみる際に推奨されるドローンとアプリ」と題して話を進めました。
ドローンリアルタイム映像の質は以前と比べて格段に上がっています。
産業利用では「ますます需要が増えていく」と思います。
しかし、1点だけ気がかりなことがあります。
産業利用が進んでいますが、それに伴う法整備が追い付いていません。
昨年12月に資格制度を設け、安全なドローン産業利用に向けて前進しました。
使う人間次第では人を傷つける可能性があります。
ドローンを活用する人には自覚をもっていただきたい。
ドローンが安全に利用されることを願って筆をおきます。
最後まで読んでくださった読者の皆様、ありがとうございます。