Skydio2の日本での購入方法や価格、スペックを解説

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点検や巡回などの産業用ドローンとして使用されているSkydio2シリーズ。

優れた障害物センサーや自律飛行技術を搭載し、普通のドローンでは飛行しづらい場所でも飛ばせるため、業務の現場で活躍するドローンです。

本記事では、最新のSkydio2の性能・スペック、気になる価格や日本での購入方法について解説していきます。

Skydio2の価格

出典:(C)KDDIスマートドローン株式会社

Skydio2の販売価格は一般的には公開されていませんが、米国では2022年の時点で1,099ドル(約15万円)から販売されていました。

日本でSkydio2を販売しているドコモの公式ホームページにも価格の記載はなく、お問い合わせによってのみ提示されます。なお、価格は為替の変動や台数、購入時期によって前後します。

Skydio2の日本での購入方法

出典:(C)NTT e-Drone Technology

日本ではドコモが代理店として唯一販売しており、そのほかの会社やサイトでは一切購入できません。

通常のドローンのようにネット購入できず、ドコモに問い合わせる形で購入可能となります。

なお、購入にあたって「Skydio認定講習」を受講する必要があり、これは飛行の際に必要となるソフトウェア等を正しく利用するための講習です。

すでに「Skydio2 Expert Operator」(NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、GEOソリューションズ)や「ドローン操縦者資格」を持っている場合には受講の必要はありません。
購入のお問い合わせや見積もりはNTT e-Drone Technologyの公式サイトから。

お試し期間は2ヶ月58万円で利用可能

出典:(C)NTT e-Drone Technology

販売しているドコモでは、Skydio2をお試し利用できる期間を2ヶ月間用意しています。

2セット貸与(1セットでも料金は変わらず)で58万円(税抜)。こちらを利用する際にも「Skydio社認定講習」が必要になります。

日本の技適は通ってる?

出典:(C) 総務省 電波利用ホームページ

Skydio2は日本の技適をしっかり通っています。

大手企業のドコモが公式に販売していることもあり、技適の通っていないドローンを販売することはありません。日本でも合法的に飛ばせる機体です。

Amazonでは購入可能?

出典:(C)Unsplash

Skydio2は、ほかのドローンのようにAmazonなどオンライン上では購入できません。

一般的に市販されているものではなく、日本ではドコモが講習を設けて業務の現場で使用する方を対象に販売しています。Skydio2は個人への販売を想定していません。

前述したとおり、Skydio2の購入にはドコモへの問い合わせが必須です。

Skydio2のスペック

出典:(C)ジャパン・インフラ・ウェイマーク

サイズ229 x 274 x 126 mm
重量800g
飛行時間27分
最大飛行速度58km
耐風性能11m/s
最大高度500m
通信距離100〜300m(ドコモ調べ)
動作環境-5〜40度
障害物センサー360度(全方向)
センサーサイズ1/2.3型 CMOS
静止画4056×3040(12MP)
絞りF2.8(固定)
焦点距離20mm
シャッター速度1〜1/1920秒(電子)
ISO100〜3200(動画&写真)
解像度4K(60、48、30、24fps)FHD(120、60、30fps)
ビットレート100Mbps
ビデオフォーマットMPEG-4 (AVC/H.264, HEVC/H.265)
静止画フォーマットJPEG、DNG(RAW)
ダイナミックレンジ13ストップ

Skydio2とSkydio2+の違い

  • 通信感度の向上
  • バッテリーの持続時間が向上
  • 重量の増加

Skydio2からSkydio2+へ進化した点は上記3つ。

従来、Wi-Fiアンテナは内蔵されていたものの、Skydio2+ではそれを外に出したため、プロポと機体の通信がより安定しました

バッテリーの持続時間も23分から27分に伸びたため、飛行時間が若干増え、実質20分前後の飛行が可能になります。

改良されたぶん機体の重量がすこし増え、775g→800gになっています。誤差の範囲なので飛行にはまったく影響ありません。

障害物回避技術により優れた自律飛行が可能

出典:(C)KDDIスマートドローン株式会社

Skydio2には6つの魚眼レンズカメラが搭載されており、360度の障害物回避センサーが搭載されています。

障害物センサーは検知する範囲を設定でき、半径約87cm、約28cm、約11cm、センサーOFFと自由に変更可能。優れた障害物センサーが搭載されていることで、安全で正確な自律飛行ができるのです。

Skydio2は常に周囲の状況データを取得しており、ドコモが独自に開発した飛行プログラムを活用することで、GPSを取得しづらい環境においても安定した飛行が可能になります。

完全に制御でき、障害物も避けてくれるため、Skydio2は無人のパトロールにも使えるのです。

点検の業務で最適

出典:(C)ジャパン・インフラ・ウェイマーク

Skydio2は点検の現場で活躍する機体です。

  • カメラを上方90度に向けれる
  • 優秀な障害物センサー
  • デジタルズームで詳細確認

Skydio2はカメラのチルトを上方90度に向けることが可能。

これにより、例えば橋の点検では真上にカメラ向けることで、橋の裏側も容易に点検できます。

Skydio2にプロペラガードは装着できませんが、障害物センサーが優秀なため、安全に被写体に接近でき、接触による事故を防げます。どうしても近づけない場合には、搭載されている3倍デジタルズームを駆使することで、離れた位置からも詳細な画像が手に入るのです。

リモートID内蔵

出典:(C)Skydio

Skydio2にはリモートIDが内蔵されていますので、外付けのリモートIDを取り付ける必要はありません。

航空法が改正され、2022年6月20日以降は機体の重量100g以上のドローン(無人航空機)にはリモートIDの搭載が義務化されました。

リモートIDは機体の情報を発信するもので、機体に内蔵されていない場合には外付けのリモートIDを装着する必要があります。

防水対応ではない

出典:(C)Skydio

Skydio2は点検や自律飛行を目的にした業務用ドローンではありますが、残念ながら防水対応ではないため、雨天時には飛行できません。

電化製品であるため、Skydio2を雨天時に飛行させると故障や墜落の原因になるため、飛行させるのはNGです。航空局の飛行マニュアルでも雨天時の飛行は禁止されています。

ATTIモードには非対応

出典:(C)Skydio

Skydio2はATTIモードには対応しておらず、GPSによって制御された操作しかできません。

映像を撮影するわけではなく、安全で正確な飛行が主な目的のため、そもそもSkydio2にATTIモードは必要ないのです。

夜間飛行は難しい

出典:(C)Pixabay

ドコモの公式ホームページによると、Skydio2+での夜間飛行は難しいとのこと。

理由は灯火装置が備わっていないからです。灯火装置が備わっていないと、機体の位置や向きなどを把握できず、航空機からも認識できません。

航空法でも夜間飛行させる際には灯火装置が必要なため、残念ながら夜間飛行は難しくなっています。

まとめ

点検や自律飛行が得意な産業用ドローンSkydio2を紹介しました。

日本ではドコモが唯一販売しており、お問い合わせにより購入可能です。

優れた障害物センサーにより、点検などの業務がはかどるため、ぜひ購入を検討している方はドコモの公式ホームページから問い合わせや見積もりを申し込んでみましょう。

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この記事を書いた人
ドローン操縦歴9年。航空法が改正される以前からドローン空撮をしており、現在も業務・趣味問わず毎週のように撮影しております。