【ドローンfissとは】 ドローン飛行手順と情報基盤システムを解説!

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  • ドローンfissとは何? 
  • ドローン情報基盤システムとの関連性は? 
  • ドローンfissの将来は! 

このような疑問を、お持ちではないですか。

当記事では、ドローンfissに焦点を当てて以下の事項の解説をしていきます。

【ドローンfissについて】
【ドローン情報基盤システムとドローンfissの関係】
【ドローンfissの将来】

当記事をご覧になれば、ドローンfissについて詳しくなるでしょう。

ぜひ、最後までご覧ください。

ドローンfissについて

出典:(C) 国土交通省

 ドローンFissとは、ドローンの飛行計画の通報をオンラインで受け付けるシステムのことです。

R2(2020)年7月に航空法が一部改正施行となり、飛行計画を国土交通大臣に

通報することが義務化されます。

ドローンの利用拡大に伴い安全確保のため航空法が改正され、通報のオンラインシステムができたのです。

ドローンfiss目的

ドローンFissは、飛行計画の通報システムのことです。

無人航空機を使用した事業の展開に伴い、ドローンの数は爆発的に増加します。

ドローンの安全性と地上の人や物件の安全確保のため、ドローンFissが誕生したのです。

ドローンFissは、航空法改正にともない誕生したシステムとも言えます。

航空法改正の飛行計画通報義務化に関係する航空法は、132条の88にあります。

ドローンFissと航空法

飛行計画通報にかかる航空法132条88の概略は、以下の通りです。

航空法132条の88

無人航空機を飛行させる者は、特定飛行を行う場合には、あらかじめ、当該特定飛行の日時、経路その他国土交通省令で定める事項を記載した飛行計画を国土交通大臣に通報しなければならない。

飛行計画の通報の義務化により、ドローンFissはシステムリリースされたのです。

ドローンFissを用いたドローン飛行時に通報すべき飛行計画の内容は、航空法施行規則に定められています。

航空施行規則第236条83(無人航空機の飛行計画等)にはその具体的項目が定められています。

飛行計画通報の具体的項目は、以下の通りです。

航空施行規則第236条83(無人航空機の飛行計画等)
  • 無人航空機の登録記号および種類
  • 無人航空機の型式
  • 無人航空機を飛行させる者の氏名
  • 無人航空機を飛行させる者の無人航空機操縦者技能証明書番号
  • 許可又は承認の番号
  • 飛行の目的・高度・速度
  • 飛行させる飛行禁止空域および飛行の方法
  • 出発地
  • 目的地
  • 目的地に到着するまでの所要時間
  • 立入管理措置の有無及びその内容
  • 無人航空機の事故等により支払うことのある損害賠償のための保険契約の有無及びその内容
  • その他参考となる事項

ドローンの飛行・地上又は物件の安全のため、様々な事項を通報することが義務付けられているのです。

ドローンFissを使用した飛行計画の通報義務と同じようにオンライン受付・ドローンの許可・承認制度や登録制度のシステムも構築されています。

ドローン情報基盤システムとドローンfissの関係

出典:(C) 国土交通省

航空法改正に伴いドローンFissが誕生し、オンラインシステムも整備されてきたのです。
ではどのように航空法とドローンFissをはじめとするオンラインシステムは、変化してきたのでしょうか。

航空法改正とドローンFissなどのオンラインシステムの沿革

無人航空機に関する法改正と、システムの沿革は以下のようになります。

無人航空機に関する航空法の制度無人航空機に関するシステム
H27(2015).12施行許可・承認制度の創設H30(2018).4.2DIPSリリース
R2(2020).7施行飛行計画通報の義務化H31(2019).4.23FISSリリース
R4(2022).6施行登録制度の創設R3(2021).12.20DRSリリース
R4(2022).12施行機体認証・技能証明制度等の創設R4(2022).9~R4(2022).12
段階的な統合DIPS2.0

ドローンFissは、H31(2019)年4月にリリースされているのです。

次に、このオンラインシステムの詳細について見ていきます。

ドローン情報基盤システム

ドローンに関係するオンラインシステムをドローン情報基盤システムと呼び、その種類と内容は以下のようになります。

システム名機能内容
DIPS飛行許可申請機能許可・承認制度のオンライン受付開始
FISS(ドローンFiss)飛行情報共有機能飛行計画通報のオンライン受付開始
DRS登録機能登録制度のオンライン受付開始

これらの情報基盤システムはのちに、段階的に統合されるのです。

ドローンが飛行するまでの手続きと情報基盤システムの関係

システム統合前のドローンが飛行するまでの手続きと、該当するドローンFissをはじめとするオンラインシステムは以下の通りです。

手続きのながれ手続きの詳細使用システムシステムの詳細内容
1.登録に関する手続き機体を購入後の登録申請ドローン情報基盤システム(登録機能) = DRS登録記号の発行・リモートIDの搭載
2.機体認証・技能証明の取得飛行のカテゴリーによって、機体認証と操縦技能証明の取得
3.飛行許可・承認手続き飛行許可・承認の申請ドローン情報基盤システム(飛行許可申請機能)= DIPS飛行許可・承認の発行
4.飛行の実施飛行計画の通報ドローン情報基盤システム(飛行情報共有機能)= FISS飛行の実施
5.飛行の実施後飛行日誌の記載(必要により、事故等の報告)

ドローンFissはドローンが飛行する際に、飛行計画を通報する時に使用されます。

ドローンfissの将来

出典:(C) 国土交通省

R4(2022)年12月施行の航空法では、機体認証・技能証明制度等が創設されます。

ドローンに関するオンラインシステムもR4(2022)年9月より段階的に統合して、機体認証制度等のオンライン受付を開始します。

この統合されたシステムが「DIPS2.0」ドローン情報基盤システム2.0なのです。

これまであったDIPS・ドローンFiss・DRSの各システムに、機体認証制度等を追加した統合システムがDIPS2.0です。

DIPS2.0の機能と解説は、以下のようになります。

機能機能の概要解説
機体登録機能無人航空機の所有者情報・機体情報・使用者情報の申請・管理重量が100g以上の無人航空機は、事前の登録が必要100g以上の無人航空機が対象で、登録されない無人航空機は飛行できない。
飛行許可・承認申請機能無人航空機の飛行許可・承認の申請、事故等報告特定飛行を行うときは、事前に許可・承認を受ける。
飛行計画通報機能飛行予定の情報の入力・他の無人航空機の飛行予定の情報の参照等が可能飛行前に他の無人航空機の飛行計画や飛行禁止空域等の確認を行い、飛行計画を通報する。(以前のドローンFissの機能)
事故報告機能無人航空機の事故等が発生時に報告するための機能事故情報の登録・更新・照会が可能定められた事故が発生時等は、国土交通大臣に報告を行う。
登録講習機関申請機能登録講習機関の申請関係手続が可能登録講習機関の新規申請についてはDIPSの申請だけでは不可ドローンの技能証明試験受験者に対する講習が受けられる学校の申請関係
技能証明申請機能技能証明申請関係手続き講習機関の講習の受講申請や指定試験機関の各試験の申請が可能特定飛行を行う場合は、技能証明を受ける必要があります。
登録検査機関申請機能登録検査機関関係の各種登録申請関係が可能無人航空機を検査する機関の申請機能
型式認証・機体認証申請機能型式認証及び機体認証の各種申請関係が可能。カテゴリーによる飛行により型式認証が必要になり、無人航空機の使用者は所有する機体ごとに機体認証が必要でその申請関係の機能

DIPS・ドローンFiss・DRSではそれぞれのシステムでID・パスワードが異なっていましたが、DIPS2.0ではすべての申請手続きが1つのアカウントで可能になりました。

ドローンfissのまとめ

出典:(C) Pixabay

ドローンFissとは、ドローンの飛行計画の通報をオンラインで受け付けるシステムです。

航空法が一部改正となり、飛行計画を国土交通大臣に通報しなければならなくなりました。

飛行計画を通報するために、ドローンFissはリリースされたシステムなのです。

ドローンの利用拡大に伴いドローン機器自体および地上の人・物件の安全確保を考慮して、必要なシステムとなります。

R4(2022)年12月以降にはバージョンアップして、DIPS2.0としてリリースされたのです。

なおオンライン手続き中に60分以上手続きが中断すると、やり直しが必要になりますので注意が必要です。

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この記事を書いた人
現職はPILOTをしており、1年ほど前からWebライターを始めました。 本業の所持ライセンス ・定期運送用操縦士(飛) ・操縦教育証明 ・陸上多発限定 ・B737、A320型式限定 ・特定操縦技能審査員 ・航空英語能力証明 ・航空級無線通信士 ・第1種航空身体検査証明 ・FAA ATP