ドローン「Tiny Whoop(タイニーフープ)」について徹底解説

ドローンレースなどでも使用される小型のマイクロドローン「Tiny Whoop(以下タイニーフープ)」。FPVドローンなので、ゴーグルを付けて臨場感溢れる操作ができるのが魅力です。

本記事では、そんなタイニーフープの概要やおすすめ商品を紹介します。購入検討中の方はぜひ参考にしてください。

「Tyny Whoop(タイニーフープ)」とはどんなドローン?

出典:(C) StockSnapによるPixabayからの画像

タイニーフープの基本的な特徴について、以下の3点を解説します。

  • タイニーフープはアメリカ発のFPVマイクロドローン
  • タイニーフープ)はカスタマイズ性の高さも魅力
  • FPVドローンを飛ばすにはアマチュア無線技士4級の資格が必要

タイニーフープは撮影ももちろん可能ですが、カスタマイズ性の高さからレースなどでよく使用されます。100g未満の製品なので機体登録などは不要ですが、FPVドローンと飛ばすには別途アマチュア無線の資格が必要です。

購入検討中の方は、本項の内容をぜひ押さえておきましょう。

タイニーフープはアメリカ発のFPVマイクロドローン

タイニーフープはアメリカ発祥の、極小サイズのドローンを指します。FPVカメラとVTX(映像送信器)を使用するのが特徴です。

元々「BIG WHOOP」という名前のレースチームがトイドローンにカメラを付けて遊びで始めたことが「Tyny Whoop」の語源となっています。そのため、タイニーフープは同程度のサイズ・機能を持つドローンを総合して指す場合もあります。

また、重量が50g前後のマイクロドローンとなっており、航空法に定められる無人航空機(ドローン)の定義は100g以上のため、登録義務が発生しません。ケガや本体の破損を防ぐためにプロペラガードが搭載されている場合がほとんどなので、安全かつ誰でも楽しみやすいのも利点となっています。

FPVカメラを使用する際はアマチュア無線の資格が必要ですが、飛行させるだけならトイドローンと変わらないのでとっつきやすいのも魅力のひとつでしょう。ただし、DJIなどから発売されている高性能なドローンのように、姿勢制御などの機能がほとんど搭載されていないため、操作難易度は高めな傾向にあります。

タイニーフープはカスタマイズ性の高さも魅力

タイニーフープはさまざまなパーツが販売されており、カスタマイズ性の高さも魅力です。既製品を購入してももちろん楽しめますし、一からパーツを組み上げて自作する方もいます。

「飛ぶミニ四駆」とも呼ばれることがあり、自分専用のマシンを作っていく楽しみも味わえるのが特徴です。

FPVドローンを飛ばすにはアマチュア無線技士4級の資格が必要

FPVドローンを飛ばすには「アマチュア無線技士4級」の資格が必要です。FPVとは「First Person View」の略称で、ドローンに搭載されたカメラからゴーグルを通して受信する一人称視点の映像のことです。

ドローンからの映像をゴーグルに送受信するためには5GHz帯の電波を使用するのですが、5GHz帯の電波は電波法により規制されており、利用するためには資格が必要になります。

ここでは「アマチュア無線技士4級」について以下の2点を解説します。

  • アマチュア無線技士4級の取得方法
  • 無線局開局方法

なお、個人的にタイニーフープでレースを楽しむには「アマチュア無線技士4級」があればOKですが、業務などで使用する場合は「陸上特殊無線技士」の資格が必要なので注意してください。

アマチュア無線技士4級の取得方法

「アマチュア無線技士4級」の試験は、年間を通して全国のテストセンターなどでCBT試験(Web試験)が行われています。受験料は5,100円(税込)で、合格率は8割前後と高いので、少し勉強すれば十分合格を目指せるでしょう。

また、2日ほどの講習に参加して試験を受けるという方法もあります。受講料はコースや年齢にもよりますが23,150円(税込)程度と高めですが、合格率が9割を超えるため確実に合格を目指したい方はこちらも検討しましょう。

無線局開局方法

「アマチュア無線技士4級」を取得したら、アマチュア無線局の開局が必要です。無線局といっても、テレビ局やラジオ局のように施設が必要なわけではありません。

FPVドローンから映像を飛ばすにはVTXという機器が必要で、VTXが電波を発しています。このVTXを電波局として総務省に届け出ます。

手順としては以下の通りです。

  1. VTX系統図を販売店などから入手
    ※ドローンに付いている場合もある
  2. 日本アマチュア無線振興協会(JARD)から申請書類をダウンロード
  3. 各種申請書に記入
  4. JARDに郵送
  5. 免許証が届く

以上で完了です。開局までに2~3ヶ月かかることもあるので早めに手続きを行いましょう。

マイクロドロ-ン「タイニーフープ」のおすすめモデル

出典:(C)  helimonster.jp

マイクロドロ-ン「タイニーフープ」のおすすめモデルを2点紹介します。

  • Happymodel Mobula6 HD V2.0
  • BETAFPV Meteor85

タイニーフープはFPVカメラを搭載したマイクロドローン全般を指して言われることもありますが、上記は中でもメジャーかつ王道の製品となっています。

Happymodel Mobula6 HD V2.0

出典:(C)WDA公式ドローンショップ

メーカーHappymodel
製品名Mobula6 HD V2.0
参考価格23,300円(税込)
大きさ/重量‎8x8x4cm/27g
飛行時間の目安約3分

「Happymodel Mobula6 HD V2.0」は、HD高画質のFPVカメラを搭載した人気モデルです。

重量わずか27gの超軽量ボディが特徴で、スムーズかつスピード感溢れる操作ができます。旧モデルの「Mobula6」はタイニーフープの中でも有名かつ人気のある製品で、HD画質や性能がバージョンアップしたモデルとなっています。

BETAFPV Meteor85

出典:(C)ヘリモンスター

メーカーBETAFPV
製品名Meteor85 Brushless Whoop Quadcopter
参考価格17,900円(税込)
大きさ/重量‎30x20x15 cm/43.85g
飛行時間の目安約7分

「BETAFPV Meteor85」は、約44gの軽量ボディに最大7分間の長時間飛行を可能とする大容量バッテリーを搭載しています。大きめのプロペラによりアクロバティックな飛行も安定して行いやすく、高い耐久性も特徴的です。

その他送信機(プロポ)やFPVゴーグルが必要

なお、余談ですがタイニーフープ購入時にはコントローラー(プロポ)やFPVゴーグルは別売りの場合がほとんどです。購入前にはセット内容をよく確認してから購入しましょう。

「タイニーフープ」は小さくても奥が深いドローン!レースにもおすすめ

出典:Antonio Jose CespedesによるPixabayからの画像

本記事では、FPVカメラ搭載のマイクロドローン「Tyny Whoop(タイニーフープ)」について解説しました。手のひらサイズの極小サイズが特徴で、ゴーグルを使用して、一人称視点でレースなどを行う際に使用されます。

FPVカメラ映像の送受信には電波法の規制を受けるため、実質使用するためにはアマチュア無線技士4級の資格と無線局開局の手続きが必要です。

タイニーフープは撮影よりもドローンレースによく使用されるので、競技用として興味ある方はぜひ検討してみましょう。どんな製品を買えばいいか分からない方は、本記事で紹介した商品も参考にしてください。

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この記事を書いた人
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