まさしく空の産業革命~非破壊検査ドローン「Voliro T」

Voliro Tをはじめて見た人は衝撃を受けたはずです。

筆者もその一人です。

これまでのドローンと比べてVoliro Tの性能における優位性は歴然です。

ここでは、Voliro Tの性能や非破壊検査での活用事例を紹介します。

ぜひ最後まで読んでください。

Voliro Tの性能

出典:(C) Voliro

他のドローンと比べて「Voliro T」の性能は雲泥の差です。

とくに、目を見張るのは機動力です。

ホバリング時に「Voliro T」は機体を縦方向に90度傾けられます。

これまでのドローンでは考えられない機能です。

これまでのドローンではそのような姿勢を取れば、バランスを崩して地面に落下してしまいます。

ドローンの技術はそのようなレベルまできました。

Voliro Tの産業利用

Voliro Tを活用しての風力タービン導電率試験

出典:(C) Voliro

「Voliro T」は風力タービンの導電率試験を人の手を介さずにおこなえます。

これまでのドローンはブレードの監視はできました。

しかし、導電率試験などの物理的動作を伴う検査には人の手が必要でした。

「Voliro T」は高度な姿勢保持機能を搭載しています。

ゆえに、専用テスターをドローン先端に装着して導電率試験ができるのです。

これはとても画期的です。

これまでのドローンは監視活動はできましたが、力を加えたりする作業はできませんでした。

人手不足の現代社会では、機械やロボットにも人間のような繊細な動きが求められるようになります。

「Voliro T」のようなドローンの登場は喜ばしい事です。

用途に合わせてバンドルを交換して非破壊検査が行える

これまでは人が担っていた非破壊検査を「Voliro T」はおこなえます。

「Voliro T」は先端に特殊な検査機器を装着して検査をおこないます。

装着する検査機器を「バンドル」と呼び、以下の3種類です。

  • 電磁超音波トランスデューサ用バンドル
  • 超音波トランスデューサ用バンドル
  • 乾燥膜厚用バンドル

「VoliroT」はこれらのバンドルを状況に応じて使い分け、非破壊検査を人の手を介さずおこないます。

「VoliroT」が普及してくれれば、危険な高所での非破壊検査から人を開放してくれます。

そして、検査効率も上がります。

それほどの潜在能力を「VoliroT」は秘めているのです。


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この記事を書いた人
福岡県在住の38歳のリハビリ王(ニックネーム)です 趣味はサッカー観戦と落語を聞くことです。 ドローンについて勉強中!